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独り言ぶちかまします!

※2020年9月10日にスマホのメモにぶちかました独り言になります。何故、こんなものが残っているのかさっぱりわかりませんが、今とさほど言いたいことが変わってないので表に出します笑


独り言ぶちかまします。

演じてる最中、なんだかちぐはぐで、こりゃ失敗したなと思いながらアーカイブ聞くとそうでもないことがあり、つまり役者の気持ちなんぞ関係なく芝居が成立していることがあるわけです。私はそう見える、そう聞こえるなら、そこにある感情が全く違うものでもありだと思っていますが、お芝居はそこに存在しているもの全て(セット、小道具、衣装、セリフ等)が嘘だとしても、そこにいる役者がセリフを交わし生まれた感情だけは本物じゃないといけないとも思っています。全くの矛盾です。

その昔、役者は余計なことを考えるな。演出の考えている通りにやれ!という演出に当たったことがあります。ようは演出の傀儡なのですが、それも一理あるなと思ったこともあります。役者の勝手な解釈で魅せたいものがブレるならば余計な考えを持つのは良くないと。

プロを目指していた友人は、役者は演出の通りに演じれることが大事と言っていました。仕事にするとはそういうことだと。求められていることをきちんとこなすことがお金を頂いて演じるということだと。

一方で、役者が自ら考えてきたものを活かして演出する方もいます。あまりに方向性からズレたら修正されますが基本的には、自由です。毎回、稽古でいろんなアイディアを出して創っていきます。ボケっとしてると置いてかれます。ある意味、戦場ですがみんなで創ってる感はあります。

たぶん、どれが正解ってないんだと思います。だけど、なんだかよくわからなくなる時はあります。感情を優先すべきか、聞いてる方にわかるようにすべきか、傀儡であるべきか、自分であるべきか。

よく自己満足にならないようにって言いますけど、どうしたら自己満足にならないんでしょうか。私はしばらくわかりませんでした。今でもわからないかもしれません。でも、一つ出た答えは、常に自己満足にならないようにって考え続けることなのかなぁと思います。この表現はどうなんだろうって自問自答し続けることが自己満足にならないってことなのかなぁと。何が面白いのか、感動するのか、人それぞれで、王道はあるのかもしれないけどそれだけじゃつまらないし…。自分が面白いものが他人も面白いわけではない…ってことを肝に銘じることが自己満足にならない方法なのかなぁと。
言っていてもよくわかってませんが。

あと、その台本でのその役の役割は逸脱してはいけないのかなとは思います。その本の中で何かの役割を持ってその役は生まれているハズなのでそれは、理解して演じないととは思います。

誰かが言いました。いらない役者はたくさんいるけどいらない役はないと。

いらない役者にはなりたくないなと思います。

20年やっててもよくわからない。私がアホなだけだろうけど笑

とりあえず、声劇ではここまで創り込むことはないので、基本的に本の通りに、最初感じたことを素直にやろうとはしています。何回か同じ台本やってるといろいろやりたくなって来ちゃうんですが9割方失敗します笑

以上、とりとめのない独り言でした。ご清聴ありがとうございました( *´꒳`* )

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