演技じゃない演技
今回は観ていて上手い役者さんです。
それは演技してない役者さんです。まるでドキュメンタリーを観ているかのような錯覚をさせる役者さん。
たぶん、演技はしてるんだと思います。でも、それがあまりにも自然で演技に見えない。
もし、本当に演技してないならば生っぽくなるので、それとはまた違います。
演技じゃない演技、それはもはや本物でそこに立っているだけで成立しているような。
そんなの一般人には無理だろ!と思うかもしれませんがそうでもない。そこに本物の感情が存在していればそう見えます。案外、芝居やったことがない人の方がそれに近い。素直にその場でその時に起こった感情で話したらそうなるんじゃないかと。
上手くなるにはみたいな話はよく聞くけど、私は演技しないことが一番上手いんじゃないかなと1周まわって思いました。
ただ、基礎はしっかり身についていることが前提です。発声や身体の使い方、魅せ方など考えずともできる状態で演技をしない。
すごい難しい…。
いろいろやりたくなっちゃうからね。でも、それは邪魔でしかないのかもしれない。
共演して上手いなぁと思った役者さんです。
スタッフをしていて上手いなぁと思った役者さんです。
https://note.com/warashi204/n/nea0a46f5db07
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