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各エリア毎に様々な表情を楽しめる薬師池公園

(2021年7月12日公開ブログ記事から転記)
こんにちは、わらランです。
前回に引き続き今回も私のお気に入りランコースをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するコースは「薬師池公園」。
四季折々の花々や美しい自然環境が楽しめるとても素敵な公園です。
最後まで読んで楽しんで頂けたら嬉しいです。


「町田薬師池公園 四季彩の杜」

この公園は自宅から数㎞ほどの距離のところにあり公園前の道(鎌倉街道)を車で通る事もあるので存在は知っていましたが走る様になるまで「リス園の近くにある公園」という程度の認識しかありませんでした。
※何故か「リス園」は知名度が高く遠方に住む友人からも「子供と行った事あるよ」と何度も言われた事があります。
薬師池公園、正式には「町田薬師池公園 四季彩の杜」と言います。

 

この公園は複数のエリアからなっており、実は「リス園」もそのエリアのひとつだった事は最近まで知りませんでした。笑
この広域に及ぶ薬師池公園の中で私がランコースに利用させて頂いているのは朝早い時間でも自由に出入り出来る無料エリアです。
どのエリアも綺麗に整備された素晴らしい施設ですが、中でも西園(ウェルカムゲート)は2020年4月17日に開園したばかりの比較的新しい公園です。
町田市としては13年ぶりの新しい公園、最近出来たばかりというだけあって自然環境を活かしたシンプルな設計の公園になります。
実は2020年グッドデザイン賞(ランドスケープ、土木、構造物)を受賞してたりもします!

「おすすめコース」

自宅から公園までは多摩丘陵らしく幾つかの丘を越え、途中に横たわる巨大なマンモス団地を回り込む様にして行くことになります。
そのためランニングコースとしてご紹介しておりますが、公園までの往復が真面目なランニングで公園内では息を整えながらのんびりジョグペースで、時には立ち止まり美しい草花や風景を観賞しながら回るのが私のいつものパターンです。

さて、この複数エリアからなる広い公園の中で特に利用する事が多いのは「西園」「薬師池公園」そして「七国山緑地」です

「西園ウェルカムゲート」

ウェルカムゲートの名が示す通り、西園は点在する広い公園全体の入口ともいうべき施設です。
先にご紹介した通り、最近出来たばかりなので入口を入ると地元産の野菜や名産品の販売をする直売所や地元野菜を使ったメニューのレストランなど綺麗でお洒落な建物が並んでんでいます。

地元産の名産品が買える直売所
展望広場へと続く登道
新しくオシャレな施設が並ぶ

私の走る時間はまだ閉まっていますが、薬師ソフトクリームや薬師バーガーは美味しいと評判で週末は行列が出来る程です。

薬師池ソフト、まだ食べた事ありませんが美味しそう…

その新しい施設の間を抜けて丘の上へ進んで行くと視界の開けた原っぱ「展望広場」に到着します。
展望広場からは多摩丘陵の自然を残す七国山自然苑を見下ろす眺望を楽しむ事ができます。

展望広場からの風景。広場にはBBQが出来るスペースも用意されています。

広場からの展望を堪能しつつ丘を下って行くとすぐに小さな農園に到着します。
ここの農園では春には畑いっぱいの菜の花が咲き目を楽しませてくれます。

菜の花畑から展望広場方向を見上げた風景。

西園はそれほど広い施設では無いのでゆっくりジョグペースで見て回ってもあっという間に見終わってしまいますが公園に来るまでに乱れた息を整えるのに丁度良く、綺麗に整えられた芝生を見ると清々しい気持ちにもなります。
そして息も気持ちも整ったところでいよいよ公園の名前にもなっている薬師池へと向かって行きます。

「薬師池公園」

西園ウェルカムゲートと薬師池公園は隣接していますが、間にある丘に沿って柵が 設けられているため何ヶ所かある入口まで丘を越えて行かなくてはなりません。
薬師池公園裏門から入り公園の南側一番奥から花菖蒲田を見下ろす様に入って行くのがオススメなのですが、私は薬師堂の裏から入りお参りをしてから薬師池へ向かう事が多いです。

薬師池公園の南奥に広がる菖蒲田。
西園の農園奥から階段を登ると野津田薬師堂の裏へとつながっています。

薬師堂から参道を少し下ると眼下には重要文化財の古民家「旧永井家住宅」の藁葺屋根、そしてその奥には薬師池が。
他にも東京有形文化財の「旧荻野家住宅」や水車小屋、薬師池に架かる太鼓橋など、日本の原風景が広がりまるで江戸時代へタイムスリップしたかの様な不思議な気分になります。

野津田薬師堂の参道を下ると眼下には日本の原風景が。
他の場所から移設された文化財の古民家。

古民家の脇を抜け薬師池の畔まで下り、水面に映る空と樹々の緑を見ながら池の外周を走り公園の北側奥へと進んでいくと、幾つかの植物エリアを越えて木道を通した古代ハスの池へと辿り着きます。
蓮田は7月下旬のピーク時には約120輪ほどのハスが開花して目を楽しませてくれます。
薬師池公園には花菖蒲田・梅園・椿園・紫陽花園のエリアと様々な種類の花が植えられており四季折々の美しい花を楽しみながら公園内を巡る事が出来ます。

蓮田(7月下旬)
椿(3月~5月)
藤(4月~5月)
紫陽花(6~7月)
花菖蒲(6月中旬)
黄梅(1月下旬)

「七国山緑地」

最後にご紹介するエリアは「七国山緑地」。
薬師池公園を出て住宅街の方向へと進んで行くのですが明確な標識が少ないのでこの辺りの土地勘がないと最初は迷ってしまうかもしれません。
「ぼたん園」の標識が要所要所に立っているので、その方向へ進んで行くと七国山緑地の入口近くまで行く事が出来ます。

七国山緑地の周辺地図

少し分かり辛い入口を見つけられたらここからはジョグペースではなく雑木林の不整地コースを爽快な気分で駆け抜けて行きます。

緑地の中を通る鎌倉古道。古道沿いには鎌倉時代に掘られたという史跡「鎌倉井戸」が残っています。
七国山緑地では森の中の不整地コースを気持ち良く駆け抜ける事ができます。

何ヶ所かある分岐を越えて森の中を突き進んでいくと西園の裏手近くに出ますが、そのまま住宅街の中の緩い坂道を進むと鎌倉街道に出られるのでそこから自宅方向へと帰っていきます。

「まとめ」

今回は薬師池公園の中でも私が良く利用するエリア(コース)をご紹介しましたが、幾つもある魅力的なコースのひとつに過ぎません。
季節毎に咲く様々な花を楽しむために毎回道順を調整しながら四季折々の花のを楽しんでのんびり走っています。
日本の原風景と数多くの花々、この公園に走りに行くといつも気分がリフレッシュして活力を得る事ができます。
この記事を読んだ方で走って行ける範囲にお住まいであれば是非一度、朝ランのコースにしてみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

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