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さて、自分を信じるってなんだろうか?

写真:コンセプトは『役に立たない、でも愛着がある” 新しい家庭用ロボット』

wikipedia "LOVOT" より

前回、自信とは自分を信じているかどうか、について書いた。


先日、友人が「自分のことを信じられてないのかもしれない」と話していた。

これから今の会社から独立したり、海外に住んだり、いろいろと夢を語ってくれる友人には、ぜひ自分自身を信じられるようになって欲しいと思った。


まずは自分の心の声を聞くことから

自分が本当はどうしたいか、心に聞いてみる。

どうしても、義務教育の副作用として、他人に評価されることばかり選んで行動してしまいがちだ。

他人が評価するしない関係なく、自分が気になってやりたいこと、を聞いてみる。

なかやまきんに君が、「おい、筋肉!どっちなんだい!?」と聞くように、
自分の心にも、「おい、俺の心!本当はどうしたいんだい!?」と聞いてみる。

会社を辞めたい
海外に行ってのんびり過ごしたい
お金を気にせず好きなことをやりたい
ずっと家でゲームをやっていたい

社会的には意味を持たないし、そんな事を考えたら収入が不安だ、と言う気持ちがあったとしても、自分の心の声はちゃんと聞いて欲しい。



ずっと気になってるけど、やってこなかったことはないか?

日々の仕事は確かに忙しいし、家事や人間関係でも、"優先してやるべき"ことがたくさんで、自分だけのための事が後回しになることは多い。

いつも、社会的に正しいか、経済的に損はないか、無意識に考えて、できるだけ効率の良い、失敗しない方を選ぶことに慣れきってしまっている。

それでも、ちゃんと自分が気になってやりたかったことを無視していいことは一つもない。自分の心の声を聞かないと、いつまでも自分を信頼できない。


私自身の「気になること」はこんな感じ。
他の人からは何の意味も持たないけど、自分が気になってたことを一つずつ体験している。


友人とスタバで話していたら、何年か前から気になってるグッズがある、との話になった(トップ画像のロボット)。ネットで調べたら30分くらいの場所で触れることがわかり、二人で慌てて触りに行った。

お店に向かう電車では興奮してたものの、実際に手に取ると割と冷静になって、「触る前は80点くらいで、今は60点くらいの欲しい度合いになった」そうだ。

翌日、友人がメールをくれた。

とても些細な行動だけど、自分の心の感じたことを行動したからこそ、彼にとっての「自意識の鎧」があったことに気付いたのかな、と。

心の声の聞き方を掴んだのだと思う。もう大丈夫。


心の声の聞き方

静かな場所で、3回、深呼吸をする。

一旦、周りの人や社会に向いてる外側のセンサーを休めて、自分だけの世界に集中する。

本当の本当に、自分は何がしたいのか。
何に不安を感じているのか。
認めたくないけど実は感じてる気持ちはあるか。
こう思おう、思わなければ、を外したとき、どんな気持ちが残っているか。

言葉にしてもいい
紙に書き出してもいい

心で感じたことを、表現することで、その感情を認めたことになる。
自分を信じてるからこそできること。
そこでのやりたいことや不安は、そこから冷静に進めればいい。

まずは、心の奥底の本音を知ること、世の中に形として表現すること。

自分を信じる一歩が、そこからだんだん大きくなる。

いつでも「心のきんに君」を忘れずに。


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