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自信とは、自分のことを信頼しているか

クライアントや友人の話を聞いていくと、
「自信がないんだと思う」という方が非常に多い。

会社でも活躍し、部下も持ち、他人から見ると
ちゃんとしてるし、うまくいっている人に見える。

それでも、自信がない、と言う。


私が、コーチとして、自分自身の体験として知っているのは
今の時点の自分で、誰もが自信を持てる条件は揃っている、ということ。

特別に何かを身につける必要はない。
今できていないことがあってもいい。


この仕事で成功したら、自信がつくと思う

私の考えをはっきり言うなら、
仕事の成功で得られる「自信」は本当の自信ではない。
他者や客観的に評価されただけのこと。

本当の自信とは、
自分が自分のことを信頼しているかどうか。

成功したから、信じる
失敗したから、信じない

そんな条件付きで、五分五分で信頼しないのは
自信とはいえない。

仕事でうまく行っている、
人間関係が落ち着いている、
パートナーがいる、周りからモテてる状態は
「自信がある」とは言わない。
ただ、問題がないだけの状態だ。


自分を信じる、とは、
自分が成功しようが失敗しようが、
自分はやりたいと決めたことをやり続ける。
諦めずに、自分にはできると信じて続けること。

たとえ失敗したり、他人に失望されたり、
金銭的、人間関係などで何かを失ったとしても、
自分の価値は変わらない。


もし、本当の自信を持ちたいなら、
「自分には何かが欠けている」と感じている時がチャンス。
足りない自分でも、十分に価値があると、信じる。

できない自分、欠点のある自分を認めることは、辛いと思う。

この辛さを乗り越えられたら、自信になる。

できが悪くて、カッコ悪くて、欠陥に感じるかもしれないけど
そんな自分でも「俺には価値がある」と口にしてあげる。紙に書く。
自分自身を腕ごと抱きしめてあげる。

自分の心は、きっと喜びます。
なんだかわからないけど、ジワっと安心した気持ちになれたら
心が喜んでる証拠


泣きながら、欠陥だらけの自分を愛してあげて欲しい。


もし、欠陥が気になるなら、自分を信じた後に、
精一杯頑張って乗り切ればいい。


自己信頼のプロセスは、

何かができる
→ 他者から評価される
→ 自信がつく

ではなく、

自分を信じる
→ 何かができるように努力を続ける
→ 何かができるようになる
→ 他者から評価される(副産物)

であることを、頭の片隅にでも残していただきたい。


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