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他人を変えたい時、ボールは自分が持ってる

人間関係で思うようにならないことはある。

教えたようにやってくれない部下
自分を大事に扱ってくれない友達
自分の好きが相手に届かない時

あいつが変わってくれない、あいつが悪い。
つい相手のせいにしてしまうけど、
もし、自分にボールが渡されてるとしたら?

このまま、(可能性の少ない)相手が変わることを期待するか、
次に同じことが起きた時にはベストな行動が取れるか、
実は選択肢は自分が持っている。


自分の気持ちの変化を知る

相手への怒りや憤りがあるかもしれないが、自分の気持ちに注目してみる。

せっかく時間をかけて教えたのに、その努力を無にされたようで、虚しい
楽しく過ごしたいだけなのに、ぞんざいに扱われて、悔しい
これだけ純粋な気持ちで好きなのに、否定されたようで、悲しい

起こった出来事のせいで、自分が「虚しい・悔しい・悲しい」気持ちになってしまったとき、この虚しさ・悔しさ・悲しさを解消するために、相手のせいにして相手が改心することを期待してるのかもしれない。

残念ながら、相手が思ったように変わってくれることは、まず無いだろう。
相手にはその人なり正しさで動いているから、他人を変えることはできない。

自分がボールを持っているとしたら、この感情を回避したり癒したりする他の選択肢がある、ということだ。


他にも選択肢があると思えること

ある友人に、「経営者で成功してる人は、あらゆる手段を試している」という話を聞いた。

一つ目の方法でうまくいけばいいけど、
うまくいかなければ他の方法を試せば良い。
他人事なら気楽にそう言えるけど、
自分ごとだと、難しい。

自分が自分の感情でいっぱいで客観的になれない時、
一つ目の失敗を引きずってしまうことがある。

しかし、狭まってしまった視野を少し広げて見回してみれば、
いつだって、他の選択肢はある。
自分には、まだやれることが残っている。


虚しさ・悔しさ・悲しさを癒す

他人に期待をすると、思い通りにいかず、がっかりすることがある。

じゃあ「他人に期待しないドライな人間になれ」という意味ではなく
自分の感情の手綱は、きちんと自分で持っていよう、ということ。

相手を信じて期待することは、時に相手のモチベーションになる可能性があるし、大事なこと。
ただ、失敗したりできなかったりしても、その人を許してあげる。
自分の期待と違う行動を選んでも、それを認めてあげる。

自分を傷つけた相手の行動を許し認めることは、辛い。
だからと言って、他人に自分の感情の手綱を渡してはいけない。

相手の言ってることが正しいと実は気づいていて、傷つく場合もある。
自分は軽く扱われても当然だ、自分には魅力が足りない。

例えそうだとしても、自分自身を傷つけるのではなく、
自分自身で自分の重みと魅力を信じて、癒す。
なりたい自分になることは、必ずできる。


いつでも、ボールはあなた自身が持ってると、私は信じています。









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