次のライブで失敗しようと思ってること
今週末にライブがある。
普段だと「どうやったら成功するだろう」と
緊張しながら準備するのだけど、
今回は、わざと「失敗」と思ってる
行動をとってみようと考えている。
自己紹介と背景
私はジャズバンドに所属していて、
サックスを担当している。
ジャズでは曲中にアドリブソロの場面があり、
コード進行だけが決まっていて、
指名された人が自由に演奏しても良い部分がある。
私も、今回1曲ソロをもらっている。
アドリブソロとは、
大まかな方針(コード)だけは決まってるけど、
内容はその場で考えて発表するような
いわば、一人で原稿なしのスピーチをするようなもの。
じっくり練り込んできた文章を読むのもよし、
その時のインスピレーションに任せた流れにしてもよし、
何をやっても良いけど、
せっかくならお客さんを沸かせたい。
会場を盛り上げる、いいスピーチをしたい。
今回、なぜ失敗しようとしているのか。
それは、今まで上手くやろうとして
あまり上手くいった試しがないからだ。
押してもダメなら引いてみな、で
失敗してみようと思った。
ソロが成功するとはどういうことか
改めて、成功したソロとは何か、書き出してみた。
抽象的だが、これを満たそうとなると
さて、何から手をつけて良いやら、、
となって唖然としてしまう。
なので、今回は何か一つだけを守って
他はやらない「失敗」の演奏を目指そうと思う。
自分が自分をいけてないと思う点
過去の録音を聞いてみると、
その場でそれっぽいことはなんとなくできてるけど、
何が伝えたいのかわからないし、
たくさん話しすぎて、息苦しく聞こえた。
なので、今回は、
「吹きすぎないこと」
「練ったフレーズを一つだけ用意していく」
だけ守ってみる。他は捨てる。
いつもの癖で、ダラダラしゃべってしまうことがある。
そのコードには合ってるけど、
手グセを使って、意味のない音を出してしまうことがある。
なので、無理に間を埋めないようにする。
その代わり、ここぞと言うときに、
練ったフレーズを一つだけ用意しておく。
今回は、それだけ守れば良いや、と言う気持ちになると
気楽に感じられるようになった。
今回の失敗が、失敗になるか、
次につながる経験になるのか。
あと三日、できることをやってみる。