【人間関係の築き方シリーズ⑨】小さな違いを見逃さない観察力
こんにちは、パーソナルトレーナーの山口哲也です。
今回は【人間関係の築き方シリーズ】の第9回目として、『小さな違いを見逃さない観察力』についてお話ししたいと思います。
僕は公務員からパーソナルトレーナーに転職し、現在6年目。心もケアするパーソナルトレーナーとして活動しています。
突然ですが、皆さんは身近な人の小さな変化に気づいていますか？
些細な変化に気づけるかどうかで、人間関係の質が大きく変わることをご存知でしょうか？
観察力の重要性
パーソナルトレーナーとして活動する中で、クライアントさんの小さな変化に気づく観察力がどれほど大切かを何度も実感してきました。
例えば、ダイエットを始めたクライアントさんが1ヶ月、2ヶ月と経過する中で、自分では体の変化を感じ始めることがあります。
しかし、その時点では変化を周りの人に気づかれないことが多いです。
僕のクライアントであるKさんもその一例です。
彼はダイエットを始めて2ヶ月目に入り、少しずつ体が引き締まってきたと感じていましたが、周囲からは特に何も言われていませんでした。
僕はKさんの変化に気づき、「少し引き締まってきましたね。ご自身でも変化を感じますか？」と声をかけました。
その一言が、Kさんに「自分の努力が認められている」と感じさせ、自信を持って続けるモチベーションとなりました。
体作りは時間がかかるものですが、正しいアプローチで取り組み続ければ必ず変化が出てくるものです。
しかし、特に初期は変化も実感しづらく、モチベーションを保つことが一番難しい時期でもあります。
ここで、パーソナルトレーナーがどのように精神的にサポートしていけるかが、クライアントのその後を大きく左右します。
小さな変化に気づくことの意味
小さな変化に気づくことは、クライアントさんとの信頼関係を築く上でとても大切です。
体重が1キロ、2キロ減ったとか、体のむくみが取れて少し引き締まったとか、そういった微細な変化に気づいて声をかけることで、クライアントさんに「自分のことをちゃんと見てくれているんだ」と感じてもらえます。
女性のクライアントさんの場合、髪型やネイル、服装の変化に気づいて声をかけることも大切です。
「今日は雰囲気が違いますね」「ネイル変えたんですね」といった一言が、相手の自己肯定感を高めることに繋がります。
これは無理に褒める必要はなく、自分が本当に感じたことを素直に伝えるだけで十分です。
相手の変化に気付く、ということはトレーナーとクライアントだけでなく、夫婦やカップルなどにも大事なコミュニケーションですよね。
フィットネスと体の変化への声かけ
筋トレやダイエットを続けていると、体の変化は徐々にですが確実に現れます。
特に女性の場合、お尻や太もも周りの変化を気にする方が多いので、そういった部位の変化に気づいて声をかけることが大切です。
「お尻が少し上がってきましたね」「太ももが引き締まってきましたね」といった具体的なフィードバックが、クライアントさんのモチベーションを維持する大きな手助けになります。
僕自身、パーソナルトレーナーとしての経験を重ねる中で、自然とこうした観察力が身についてきました。
新人トレーナーやこれまであまり意識してこなかった方には、日々のトレーニングの中でクライアントさんの細かな変化に気づく習慣を持つことをおすすめします。
最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ意識することで自然と身についていきます。
ぜひ試してみてください。
最後に
今日は『小さな違いを見逃さない観察力』というテーマでお話ししました。
人間関係を築く上で、相手の小さな変化に気づくことはとても大切です。
これからも【人間関係の築き方シリーズ】を続けていきますので、ぜひフォローしていただければと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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