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いつも幸せなトレーナーの『三方良しの法則』

ビジネスの世界で『三方良しの法則』というものがある。

3つの方向から見て、みんなにとってハッピーかどうかを見る、という考え方だ。



売り手も買い手も社会も良くなるのかどうか。



どこか一つでも損をしていると、一時的には良く見えても、長い目で見るとその関係は崩れてしまう。


長く続いていくビジネスは三方良しだ。



パーソナルトレーナーも同じで、トレーナーにとってもお客様にとっても社会にとっても良いのか、という視点はとっても大事だと思う。


自分の好きなやり方でお客様の体を良くする→自分自身も満たされる→お客様も満たされる→社会的にも健康増進に貢献できる


こういう循環だと良いよね。



お客様のために、自分は本当は勉強したくないことを学んで、本当は気が進まないけどやる。

これがサービスなんだと自分に言い聞かせる。


これは一見、お客様のためになっていて良さそうな感じがするけど、長い目で見たら負の側面が大きくなってくる。


ストレスは確実に蓄積されてくるから。

このストレスの蓄積を甘く見てはいけない。




家庭においても全く同じだ。


ある日のこと。

朝、妻の様子を見ていると少し疲れ気味の表情だった。


日中にセッションの合間で時間が空いたので、1時間ぐらい一人になってきたら?と妻に勧めた。


自分自身も息子と最近遊べていなくて、遊びたい気持ちがあった。


自分自身も息子と遊びたい気持ちが満たされてハッピー。

息子もパパと遊びたい気持ちが満たされてハッピー。

妻も一人の時間が欲しい気持ちが満たされてハッピー。

三方良しだ。



たとえ相手のためになりそうなことでも、自分が無理して、我慢しながらやるのは良くない。

必ずストレスは蓄積する。

蓄積したストレスは必ずどこかで爆発する。



ある休日。

息子と2人で公園に雪遊びに出かけた。


息子が喜ぶことってなんだろうなー、、、

そうだ!雪遊びなら喜んでくれるだろう!


本当は休みの日ぐらい家でゆっくりしたいからそんなに気は進まないけど、2人で遊びに行こう。


「ママは一人の時間を楽しんでいてね。行ってきまーす。」


息子が機嫌良く遊んでいたところまでは良かったけど、お腹も空いてきたからか、帰り道で息子の機嫌が悪くなってきた。


「歩きたくない!抱っこして!」

荷物もあるので抱っこできずにいると、次第に息子は怒り始めた。

「パパなんか嫌い!」



僕は声を荒げた。


「せっかく遊びに行ってあげたのに何で怒るの!そんなんだったらもう遊びに行かないからね!」


その言葉が出たとき自分でハッとした。


三方良しじゃなかったなー。
頑張りすぎちゃってたなー。



まずは自分が豊かな状態でいることが大事。

自分が豊かな状態でいるから周りにもストレスなく良い接し方ができる。


自分の人生においての優先順位を見つめなおしてみよう。


答えは自分の中にある。



👇ラジオでもお話ししてます。音声配信だとまた違った感じになっているのでぜひ聞いてみてくださいねー。

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