#75 笑いで自分の可能性が開く

笑いヨガリーダー養成講座で、再受講された方が言った言葉を紹介したい。

「知り合いがたくさん参加している。
笑いというのも狭い世界なのだなあと感じた」

私はちょっと違和感を感じた。
確かに、知り合いと笑いヨガで会う確率は高い。

でも、それは世界が狭いのではない。出会うべき人、ご縁がある人と出会うからなのだ。

いくら頑張ってお仕事の調整をして申し込まれていても、縁のない方は当日何かが起きて参加できない。

ものすごく強烈で不思議な縁で引き寄せられて集まった人たちなのだ。

そこで一緒に受講し知り合いに会うことは全く不思議ではなく、狭い世界というよりは、笑いで自分の扉が開くから会えるのだと思う。

信頼し、愛し合ってきたもの同士があるきっかけで、口も利かなくなることがある。

長い時間をかけて築き上げてきた人間関係が、ほんのちょっとしたきっかけで崩れ去るのは悲しいこと。

笑いヨガの場は、この真逆だと感じる。

ほんのちょっとしたきっかけで、お互い笑いあえる仲間になれる同士が集まってくるのだ。

本州のある島の方が、鹿児島のリーダー養成講座に参加してくださった。
土日で空いているのがそこしかなかったとのこと。

ずいぶん遠くから参加くださっていたのだが、その方の住む町で、前の年に笑いヨガリーダーになった人がいたので、
「〇〇島にもリーダーさんいらっしゃいますよ！」
と言ったら、なんと二人は高校の同級生で、彼の奥様とそのリーダーさんは昔の職場の同僚だとか。

笑いが縁で古いご縁が復活し、交流が再開する。

ふとしたきっかけで、壊れる人間関係もあるけれど、笑いヨガにアクセスしたことで、繋がるご縁もある。

狭いのではない。
より広く深い世界への扉が笑いなのだと思う。

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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.191 “縁は異なもの味なもの” (2013.3.26)

★★★

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