【会津OMUSUBI旅】「1/10fukushimaをきいてみる」撮影コーディネート・やまだズ編
「1/10fukushimaをきいてみる」
古波津陽監督が震災後毎年撮り続け、無料上映にこだわり上映を続けているドキュメンタリー映画。
古波津監督とは昨年ご縁した。
仲間が笑むすび家∞に連れてきてくれたのだ。
おむすびでむすばれたご縁😊
そして、この映画も昨年末に観にいった。
心が揺さぶられるものがあった。
ドキュメンタリーの静かな力強さ。
胸の奥に響くものがありました。
第1作は2013年。偶然にも笑むすび∞の活動が始まった年。
それ以降、昨年の2018年までは福島の沿岸部のことをずっと綴ってきたようだった。
会津は沿岸部のような大きな大きな被害はなかった。
風評被害はあれど、故郷を失うとか、戻れないとか、問題の深刻さの度合いもちがう。
でも、そんな会津の震災後の苦悩とか、問題とか
fukushimaとの向き合い方とか、
そして原発事故という大きな問題を背負ってしまったfukushima を、
被害の少ない会津が守らなきゃ、ひっぱっていかなきゃ、、というような、使命感みたいなものがあったと思う。(私はそんな気持ちだった。)
そんな会津の存在から・会津の人からもっと「fukushima」というものが見えるだろう。
ともかく会津もみてほしい!
、、という気持ちが鑑賞後に湧き上がってきた。
そして、
「会津は撮らないんですか?」
監督に伝えると
「会津、撮りたいと思っているんだよ!」と!
ー会津編のおむすび(コーディネート&アテンド)・・そして出演!
そんなわけで、本当に今年は会津を撮る話がすすみ、
インタビューされる話し手を紹介することに・・・
さて、誰を紹介しようか・・
「今回どんなキーワードで撮りたいですか?」というと
「親子!」と!
で、親子でよさそうな人たちのリストを送った。
すると、なんと!!
「みきちゃんとお父さんもいいよね!」とΣ(゚Д゚ノ)ノ
てなわけで、山田親子も取材されることになったのでした・・( ̄▽ ̄)
ー親子それぞれの立場からの福島
うちの実家は「やまだズ」という社名で法人化してる。
ちなみに、改めてすごいネーミングよねw(ちなみ、母ヨーコは、”猪苗代湖ズ”のネーミングは絶対にうちをマネした!!と固く信じている・・・笑)
やまだズは、弟であるムネテルが父ヨシトの後を継いで、時期やまだズを引き継ぐ。
創業者の父と、後を継ぐ弟、
そして、東京という離れた地で実家のお米をおむすびというカタチにかえて、、fukushimaを伝えてきたわたし。
3人の目から体験した・見た・感じたfukushima
私自身もちょっと興味深いと思った。
ーうまいことしゃべれなかった
なによりすごいのは、この日雨の予定だったのに晴れた!
しかも、ピーカン!!
雄国山もくっきり!
会津の神様も応援してくれているんだろうなーーーー!!
インタビュアーは女優の佐藤みゆきさん
CMはケンタッキー、ドラマは「相棒」や、「世にも奇妙な物語」に出演。八重の桜にも出てたとか!!(そして、いまググって気づいたけど、誕生日は7月5日ってあたいと1日違いっ!)
まずはあたいのインタビューからはじまった。
正直、あたいはほんのちょっとのインタビューかと思ってたんだけど、結構しっかりな流れに(あたいがおしゃべりだからか!)
心の準備をしてなかったからなのか、緊張したのか、暑かったからか、追いかけてくるネコのミーが気になったからか、(写真よーく見るとあたいの足元にw)
なんだか、いつも話してるように話せなかった。
後々、ああ、あんなことやこんなこと話せればよかったよねー・・って・・
(わたしがどうこうというよりも、映画の趣旨的に・・・)
ちょっともんもん・・。
わたしは、活動ベースが東京だから、
東京で、お米を通して会津の風評被害の緩和とか、会津の魅力を伝える活動をしていたから、なにか、東京の地のほうが話せるのかもしれないと思った。
いや、もしかしたら、単純に時間が経ったからなのかもしれない。
取材のあとに、震災後の自分の気持ちをたくさん思い出してきた。
なんで、この活動をはじめたのか。
家族への想いとか、fukushimaへの想いとか・・。
いろいろ忘れちゃうぐらい、がむしゃらにつっぱしってきたからとも言える。
どんどんいろんなことが起こって、記憶が上書きされているというか ^^;
そして、今はfukushimaを通して見てるものが世界というか地球になってるということ(デカイなー!w)
fukushimaの復興を考えることは、世界・地球の復興を考える雛形だった・・
みたいなところにつながったりもしている。
ともかく、
これまでの活動を通して、経験してきたこと、感じてきたこと、考えてきたこと・・そんなことが、飽和して、散らかっている自分に気づいた。
一旦整理して、そして、また道を整えて、しかるべき目的地をめざしたいと思った。
そういう意味ではとてもいい機会をいただいた。
インタビュアーのみゆきさん。
栄養士で食に携わっていたという経歴にもびっくりした!
そして、母になったみゆきさん。いろいろとおむすび話が母としての気持ちとリンクしてもらえるところもあったことがうれしかった。
然るべき時に会えたんだろうなぁ。
ー休憩時間で見た会津の魅力
休憩の時に、母ヨーコがとうもろこしを茹でたり、うちで取れたブルーベリーのヨーグルトデザートなどを出してくれた。
それに、「めっちゃうまい!」って少年のようにがっついてくれた撮影陣w
正直、え、そう?!・・・そんなにっ?!
って、思ったんだけど、
ともかく感性が高い人たちだから、、、ということもあると思うけど
ともかくやっぱり、会津って作物がおいしくなる場所なんだよなーって思った。
なにげない宝が、なにげなく育つ場所。
ブランド化ベタとか、PRベタだとか言われている会津。
それが会津。
でも、そんな風になにげなく宝があって、
訪れた人が、その宝に気づくような、発見していくような、
そんな会津がスキなんだ。
わたしはこれまで、たくさんの人に会津をむすんできたけど(ナビゲート・コーディネート)その人たちに会津の魅力を気付かせてもらうことがとっても多い。
なんでもそうだけど、当事者は価値や魅力に気づけないもんなんだよね。
ー長床(熊野神社)での撮影
親子3人、みんな同じ絵になるのもいかがなもんか。
と、いうことで、父ヨシトの撮影場所をどうしようか、ということになった。
「長床(熊野神社)はどうですか?(村の小さな神社もありますが、ちなみいそこも熊野神社)」と提案したら
監督が「そこいこう!」と、即決!
長床は、父が氏子になっていることもあり、
特別な力も働いてよい撮影になる気もしたのだ。
ドキュメンタリーってシナリオがない分、自分の頭に湧き上がってくることがストーリーを作るのかなって思うと、場所って大事な気がして。(←うまく湧き上がってこなかった人wl)
しかも、今月は熊野本宮に参拝&仲間が奉納舞台をしたところでもあったのでまた縁を感じた。
そして、佐藤みゆきさんと父ヨシトのインタビュー
わたしが話したことともかぶったこともチラホラ。
同じことでも表現が違ったり。
そして、
父の言葉にみゆきさんが涙した。
なにか自分の心にあったものとリンクしたようだった。
ヨシトは「神様からの言葉だよ」的なことを言っていた。
やっぱり、長床という「場の力」なんだろうな。
そして、本宮の熊野大社にご挨拶してきたゆえのなにかもあったのかもしれない。
ああ、そういえば、適当にきたのに、誰もいない最高のシチエーションがつくられていたな。
熊野の神様ありがとう。
ーすごい月が出た
この日は、雨の予定がピーカンになったという自然の応援を受けたのですが、
引き続き、宇宙も撮影に参加!!というよなシチエーションがっ!
撮影が終わって、宿に向かおうと車を走り出した時、
みゆきさんの声で気づく!
すごい月が出てた!!
写真じゃ現せない。
この世のものじゃないような・・・
何かを訴えてるような
これから時代が変わることを伝えてるようにも感じた
わたしがぎゃーびー騒いだからなのか(笑)
監督も、「よし!撮ろう!」といったん車に積んだ機材をわざわざ出してカメラマンさん出動!!!
そんな判断とチームの動きもスキ。ワクワクした。
あ、月!!! って
→ツキーーーーーーーーーーー!!! ⤴️
ツキがあがる予感とともに(笑)
次の撮影地、熱塩温泉ホテルふじやへ向かいました!
→つづく
OMUSUBI活動へのパワーになります🌍🍙✨