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1日も早く一人ビジネスの卒業を、でもやっぱり一人ビジネスを!

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「一人ビジネス」について考えたいと思います。


 今回は、「一人ビジネス」は相談する人がいないから、精神的支えが欲しいといった類の話ではありません。

「一人ビジネス」についてくる作業マインドからの脱却という観点から考えてみたいと思います。


 「一人ビジネス」を続けると、書類整理、データ管理、発注書、請求書の発行などなど、作業的な仕事が発生してきます。

これらの仕事をしていると仕事をしているという感覚はあるかも知れませんが、個人企業といえども、この時間はなるべく多くの時間をかけたくはありませんね。


 この意識を持たなければ、いつまでも作業に振り回されているばかりで、次の新しい開発、開拓していかなければならない仕事があるのに、その時間を奪われてしまうことになりかねないです。

起業初日からぜひこのマインドを意識的に持つことをお勧めしたいです。


 では、そのために従業員を雇うという方向にいくかも知れませんが、従業員は獣業員になる可能性あるということも併せて持っておきたいです。

従業員を疑えということではありません。

もちろん、従業員にも権利はありますし、権利を守ることは大切です。

縁あって、わざわざ自分の企業を気に入って入社してくれたことにも感謝です。

しかし、時が経つにつれ、経営者に対して、待遇が気に食わないなどの理由で、感情も高まり獣業員と化すなんてこともあり得ます。

事実、私もそのような従業員も見て参りました。

経営者は個人企業から脱却しようとしたものの、やはりまだまだ資金繰りも脆弱、そんな中、雇った従業員が獣業員と化したら、もうそこは修羅場です。

本業どころではありません。


 本題に戻りますが、従業員を雇うという選択よりは、今は、外注サービスが充実していますので、先ずは作業的な仕事はできる限り外注でできないかという発想を、個人企業である以上持っていただきたいのです。

外注だから安くお願いできるとも、早く、そして自身が望むレベルの作業が仕上がるとも限りませんが、少なくとも業務だけにフォーカスし、感情はそこには入らないと思います。

それだけでも十分に心の負担のコストカットにはなると思います。


 さらに、どの事業で起業していくという見通しが立っていない方は、外注は経営者側がするものと捉えるのではなく、逆に外注を受けていく、つまり今までは従業員、会社の一員として当然一社の業務だったものが、フリーとして何社もの同じ類の業務を請け負うことができるビジネスを立ち上げるということもできそうです。

今まで従業員として培ったキャリアを十分に活かすことができると思うのです。

さらに、自分で、無償で外注業務を請け負うこともあるかも知れません。

しかし、実績として積み上げるには十分価値がある時にはそれも有効です。そこには価値と価値の交換が起こっています。


 ぜひ、スタートアップの時から作業マインドを極力抑えることを意識し、一人ビジネスの卒業を目指すも、一人ビジネスを続けていくこと、人に依頼する外注ばかりでなく、自分が請け負う外注もあること、発想を広げ、仕事の可能性をも広げていきたいですね。


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