クロスオーバーな研究
わたしは、DJだけでなく、研究テーマもだいぶクロスオーバーだなと思うこの頃。
大学院では、土壌と食味をテーマに、栽培方法別に野菜の成分や食味について研究しています。
無謀にも、栽培、栄養、土壌の研究者がチームで取り組むようなテーマに挑戦していますが、料理人として慣行、有機、自然栽培の野菜にふれる中でずっと疑問に感じていたことがベースにあります。
食味については、科学というよりは感性の領域で、そこが難しいところではあるけど、土壌からのアプローチなら科学的に説明できるのでは?と頑張っているところです。
そんな私も感性で院に合格したと思っているくらいだし(え?)大学は文系卒。昨年の今頃は授業も研究もだいぶ白眼でした。なかなかしんどい一年だったけど、働きながら、勉強しながら、研究することで、仕事の効率もあがったし、精神的にも逞しくなったので、いろんな意味で自分を研磨する良い時間になっています。
研究では、自分で野菜を育てて、成分を分析して、食味試験をして、土壌分析をしてデータを集めます。その結果を元に考察するというのが一連の流れで、なんやかんや一年中研究してるという感じです。
修士は金子先生の研究室で野菜、
卒業したら渡邊先生の研究室でお米の研究をしよう!と張り切っていたのも束の間、
修士の2年間でどのくらい結果を出せるか奮闘中。
卒業までに栽培方法で味が違うということを科学的なデータで証明できるところまで行きたいな。
少なくとも修士2年で研究が終わるわけないというところまではわかった笑。
ということで、今年は学会発表を目標に、野菜の栽培から研究を初めています。
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