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【デスモイド腫瘍闘病記録④】果たして異物の正体は??

前回記事
【デスモイド腫瘍闘病記録③】はじめての針生検
https://note.com/warabimochi_r/n/n6c811b8b0653

わらびもちの記事です



針生検から2週間後、診察の日がやってきた。
まだお会いするのは2度目なのだが、
主治医はとても話しやすく、正直に何でも話せるし
丁寧に、納得するまでじっくり調べ伝えてくれるタイプの先生なので
安心して任せられると感じた。


医療にパソコンが普及してから、
患者ではなく画面を見ながら話す医師が多く、何となく違和感しかないと思っていたが、
医学教育や医師そのものがパソコンや新しい形の診療に慣れてきたことで、
その違和感はぐっと減ったように感じる。

医師がパソコンを利用するのは、
・前回までの情報、検査結果を確認
・患者の主訴や言葉、診察した情報を記録
・くすりの処方
・次回予約
・診察内容の記録(患者退室後)
このタイミングが一般的かと思う。

特に最初の時の「確認」にどうしても画面と慣れないキーボードにかかりがちで
患者の顔を見て話すことができない先生が多かったように感じた。

それが今は、若い医師はブラインドタッチもできる方までいて
話す・打つ・みるの間が絶妙だ。
主治医も例にもれず、実にいい間で診察を進めていく。



さて、異物の正体が明かされるときがきた。
発覚してから、実に1か月半。
「まず、これは悪性ではありません」
まずは、悪性でないという情報で安堵。

「おそらく「デスモイド腫瘍」というものだと思います。
腹腔膜外の、筋肉由来の腫瘍のようです。
痛みはないが、大きくなる。小さくもなる。
痛みもなく弊害もなければ、今すぐ切除する必要はないと考えます」


「デスモイド腫瘍」
初めて聞く名だ。
何かのモンスター(しかもボス級)の名前かしら

そういえば、TOKIOの国分太一さんが、2009年(34歳)の時に、デスモイド腫瘍を患い、摘出手術を受けたというニュースがあったと思う。
それと同じものがあるらしい。


「3か月ごとくらいにMRI検査で経過観察をすることになります
あまりに大きくなったり、痛みが出たりしたら、
切除含め対処方法を考えます」
おおむねこのような方針だと説明された。

痛みはない。悪性でもない。
でも、取り除くこともなく、
身体の中でそこに居座って、大きくなったり小さくなったりするそうだ。
何とも言えない不思議な気分である。


ひとまず、経過観察で次回検査の日程を決めてから診察終了となった。

腫瘍のことを知っていて、誰より心配している両親に一番に報告した。
とにかくなんともなかったのなら良かった。
切除、入院などが必要ということもなかった。よかった。



かくして、わたしとデスモイド腫瘍の共存生活がスタートした。

わらびもち
Warabimochi


次回は・・・
【デスモイド腫瘍闘病記録⑤】どうやらおとなしくしているらしい
https://note.com/warabimochi_r/n/n6d2f3822e2f4

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