見出し画像

2024.1.9:弱さを認めてつよくなる

5連勤最終日、祝日らしいがいつもと変わらない生活を過ごす。
バイトと課題と研究に追われ、ここ最近うまく眠ることが出来なくなっていた疲れが一気に出て、珍しく3時間近く昼寝をした。

一週間ぶりに一緒にご飯を食べる。学生の彼は、この時期はテストや課題が山積みで、修行のような日々を送っているからか、疲れているようでいつもより口数が少なく少し心配になる。

私には相手の状況や感情を先読みして、自分を後回しにしてしまう癖がある。これは自分の良さである反面、悪癖でもある。彼氏であろうが、親友であろうが、どんなに親しい関係であっても、親しき仲にも礼儀あり、相手を思いやる言動を心がけるべきで、良い関係を継続するためには、適度な距離感を持つことは必要不可欠な要素だと思う。ただ、大切にしたい気持ちが強すぎて、自分の願望や感情を伝えることが上手にできず、そのまま押し殺してしまう。特に好意を抱いている相手に対しては、嫌われくないのと負担になりたくないのとが加わって、特に本音を言うことが出来ない。実際は、人の倍感情の起伏が激しく思うことがあるので、バランスが取れなくなって勝手に精神状態が悪くなることがある。今年は自分を強くするだけではなく、弱いところも認めてあげた上で強くなりたい。なのでこの癖も治らないとしても、少しだけ緩めたいと思う。

今日の夜ご飯は、ごま豆乳鍋。付き合ってから家で一緒に食べるご飯のほとんどは鍋だと気づく。「あのね」「うん」「最近忙しそうでご飯とか誘って会おうっていうの遠慮しちゃうんだよね」「察してってするのは苦手なんだけど、私はしてしまってそういうこと上手く言えなくなるんよね」

言って壊れるような関係ならばいつか必ず壊れる。どちらかが無理して成り立つ関係は健全ではない。大切なのは、歩み寄ろうとする姿勢だと思う。育ってきた環境や経験したものが違う以上、完全に分かり合うなんてできない。理解できないところは、譲れるところは譲り、譲れないところは折り合いを見つけたり、ときに諦めて受け流す。そうやって一人一人をなじませてどんどん二人になっていく関係が健全な関係だと思う。

裏とか取らず言われたことを素直に受け取ってほしい、いつも先に私の分の鍋を装ってくれる。小さな優しいことに気がつけること、小さな不安にこたえてくれること、大げさかもしれないが私にとっては大きなお守りになる。誰かと生きることは、こういう小さな信頼を積み重ねることなのだろう。知ってはいるけど、彼は器が広くて誠実な人だから、もう少しわがままになるくらいでいいのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?