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2024.7.18-23:終末と転換

髪を切った。炎天下の中、歩いてサニールートコーヒに来た。

7/18-25までの日記をまとめて書く。

2024.7.18(木)
悩んだ末一度由布に帰る。社員さんに、環境に身体が適応できないこと、住環境が合わないこと、社員さんとそりが合わないことを相談することにした。

山を越えるとまた体調が悪くなった。由布駅から歩いて5kmの坂道を倒れそうになりながら歩いて帰った。

相談したら別の施設と入れ替えという形で対応できるよう話を進めてくれる運びになった。地元からも近いし、今度は社宅もあるらしいので安心した。
毎日中抜けで帰る時に街まで連れて出てくれる提案もしてくれた。図書館に行って本を読んでいるだけでも気分転換になる。無理を言っているのに良くしてくれて本当にありがたい。

夕食をこなして寝る。あと2週間がんばろう。


2024.7.19(金)
直属の上司の態度が明らかに違う。
今までも当たりが強かったり気分によっていうことが変わってはいたが、違和感を感じるくらいでここまで露骨に感じることはなかった。

注意が増え、関係のない暴言が増えた。任される仕事の量が増え、派遣がここまでやっていいの?というような仕事を任される。アルバイト程度でしか調理場をしたことがない派遣が一人でコース料理を作って出すとかあるのか?

お昼ごはんを食べながら、体調のことを相談した社員さんに相談したら、その人も支配人も同じことを感じていた。私の勘違いではなく安心した。

夜、もっと当たりが強くなる。
今度は仕事がなくなった。何かできることはないか、と聞いても待つことも仕事だよとだけ返される。どうしようもないので、掃除やホール業務をこなす。これが窓際族というやつか。

反論したら負けだと思う。
こういうのは過剰に反応せず、受け流すに限る。長年実家で身につけた術が生きてくる。
でもちゃんとダメージは受ける。部屋に帰ると涙が止まらない。ご飯が食べられない。

その人も、自宅にほとんど帰らないので、24時間そういう人と同じ空間を共にすることになる。部屋は別れているとはいえ、生活リズムを把握され、顔を合わすのはしんどい。帰るという行為の偉大さを思い知る。

見かねた社員さんが、気分転換に夜市に連れて行ってくれた。湯布院の街はあったかい人がたくさんいる。こうやってうまいこと抜きながら、苦しいことを切り抜けるのだな。

帰ると鍵がかかっていて、閉め出された。
閉め出されたので、その日は社員さんの家で寝た。明日が怖い。


2024.7.20(日)
出勤した瞬間怒鳴られた。
解錠するよう連絡しなかったこと、社員さんの家に泊まったこと、施設移動をその人に相談しなかったこと。

長く使えると思っていたから愛想よくしてた、とか飲んだり外出できるくせにしんどいとかいうなとか、関係ないこともたくさん言われた。けど、あんまり覚えていない。隣で社員さんが言い返したけど、もうどうでも良かった。早く帰りたかった。

昼の仕事をこなし、もう帰ります、と言った。同じ空間にいれません。もう、高松に帰ります。と言った。支配人も社員さんも誰も止めなかった。

別府港まで社員さんが送ってくれた。
良くしてくれたのに、恩を仇で返してしまいごめんなさいと言ったら、人は逃げるべき時に逃げないといけん。同じ空間にいることが耐えられなくなったらそれは潮時や。と言った。

数週間前からだんだん頭が回らなくなっていた。指示が覚えられなかったり、物の場所がわからなかったりした。メモが手放せなくなった。

頭を働かせると、辛かったことを覚えてしまう。されたことを辛いと実感してしまう。頭と心を麻痺させて、稼いだ金額を眺めて働いていた。
書いたら思い出してしまうから、書けなかった。もっと書いて吐き出せば耐えられていたのか。残された頭で自分の弱さに辟易とした。

母が、八幡浜まで迎えにしてくれた。
怒られるとおもったが何も言わなかった。幹線道路沿いにあったバイキングに行った。お腹いっぱいからあげを食べた。ちゃんと味がした。おいしくて涙が出た。


2024.7.21(月)
買い物に行った。本を読んだ。走った。
夜ごはんを食べて帰宅。相変わらず、冷房のない家は寝苦しく暑い。ごはんがおいしい。猫が可愛い。

目を瞑ると色々なことを思い出して眠れない。いつも5秒で寝るのに寝付くまで2時間かかった。


2024.7.22(月)

郊外にある海の一望できる喫茶店で母とモーニング。
生まれ変わったら瀬戸内海になりたい。
鬱になったのでバイトを申し込んだ。労働は安定剤。抗不安薬。

一日中寝た。頭が痛い。明日は頑張る。何を。


2024.7.23(火)
街に出る。本屋を梯子する。
本を買うこと、読みたい本があることは確かに生きる意味。私のお守り。群ようこの「食べる生活」を買って帰る。

お金はある程度ないと心が安定しない。使ってはいけない、と思うと心が死ぬ。働くのは好きだから、稼ぐことも苦ではない。でもお金のことを考えると生きるのがめんどくさくなる。

明日は筋トレに行きたい。

2024.7.23(水)
働くのはいい。
生きている時間に価値がつくことで自分の価値を実感している。

お昼はうどんを、夜は鰻を無我夢中で食べた。本能で食べた、という感じ。働いて動いて食べる。思い悩むことなく、滞ることなく。そういう生活を望んでいる。



しんどすぎて書けないことがたくさんある。
ただ、由布や別府のまちとひとがすごく好きだ。

生活について、ここで書くと長くなるので別で書こうと思う。

とりあえずしばらくゆっくりします。



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