念願!グラレコ付きで講演しました!

2023年11月22日、八戸市と市連合町内会連絡協議会主催のイベント「働き世代・子育て世代の意見交換会」にて講演させていただきました。

テーマは、
「デジタル時代の町内会〜地域コミュニティリミックス〜」

この意見交換会は同主催「地域コミュニティ人材育成アカデミー」の一環。

(アナログの権化といっても過言ではない)現在の地域コミュニティを、デジタルが日常となった今の時代に合わせて再編集しようよ、という内容でお話させていただきました。

ちなみにこの地域コミュニティ人材育成アカデミーでは2年前、広報誌の作り方講座で講演させていただいてました。


今回は、私の講演では初の試みを。
グラフィックレコーディングを取り入れてみました!

本エントリーは、その経緯をば。
(DXの話ではありません)


「グラフィックレコーディング」は、講演や会議の内容をリアルタイムで一枚の絵に仕上げていくというもの。
講義や会議が視覚化されることで、話の流れやポイントを把握できたり、終了後に完成したグラレコを見ながら、要点をラップアップすることができます。

さらに企業や団体であれば、そのグラレコの絵を写真に撮っておき、報告書としての活用も。
(これ、とても便利だと思います)




実は5年程前(だったかな?)、八戸市主催のファシリテーション・グラフィック講座を受講したことがあります。

そこでは、多世代の語らいの場のファシリテーション手法や、講義の内容をリアルタイムで絵に描くグラフィックレコーディングなどを学びました。

↓この絵は、自分が将来やってみたいことというテーマで初めて描いたグラレコ。

絵はヘタクソなのです…

実は、風笑堂で開催している「ママニワ」の元です。


さて、せっかく学んだファシリテーション・グラフィック。
受講したはいいけど実践する場がなく…時だけが過ぎてしまいました。
(行政のイベントって、その場限りが多いよね…ボソッ)

しかしついに、実現させる時がきました!




今回の講演依頼。
持ち時間は30分。

さらに今回のお題は、”町内会とDX”(やもすれば相反する=アナログvsデジタル)。
デジタルに明るくない方にはちょっと小難しいかも。
もちろん分かりやすく説明する努力はするけれど、グラレコが入った方がきっと理解しやすい。

グラレコデビュー戦としてはちょうどいい長さと内容。
市の職員さんにもグラレコ導入の許可をいただき、条件は揃いました。


今回お願いしたレコーダーは、デザイナーの出貝智子さん。

普段お世話になっている一般社団法人シビックテックラボさんのご協力により、7月に風笑堂で開催した「グラフィックレコーディング講座」の受講者さんです。

(自分の講演を実践の場にしてもらえばいいと、もっと早く気づいていればよかったんだよな…)


智子さんにとってはグラレコ初挑戦、私はグラレコ付き講演の初挑戦です。

今回は私がラフを作り、智子さんがプロット版を描き、何度か修正を加えながら本番に向けて仕上げていきました。
さすがデザイナーさん、絵が分かりやすい。

講演本番は、智子さんのグラレコの進捗も確認しながら話を進め、なんとか時間内に収めることができました。

そして仕上げた当日のグラレコがこちら!

私たちのデビュー戦としては、まずまずの出来ではないでしょうか。
(もちろん、要点のまとめ方とかまだまだ課題はありますが…それは私の問題)


町内会やPTAなど、多世代が関わるワークショップや講演、会議ではとても有意義なグラレコ。

例えば、声と権力が大きい重鎮の方の発言も、経験が浅い若手の発言も、同じ紙の上に並べると公平性が見えてきます。
言った言わないの議論も、グラレコを振り返ることで合意を得やすい。

そして会の最後に全員でグラレコを振り返り、全員で納得する。
この納得感が、場の一体感につながっていくと感じています。

実は、このファシリテーショングラフィックを地域展開したいという野望があります。

とにかく実践を重ねたいので、グラレコに興味がある、会議の進行に困っている、という企業や団体さん、どうぞお声かけください。

あ、もちろんDXに興味がある自治会さんもご相談ください!
(こっちが私の本業でしたよ)


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