見出し画像

あなたに伝えたい、あの日に戻り

あれは小学生のときのことだったんだけど
みんなもない?🥰

あの日に言ったこと何年もたっていい大人になったのに伝えたいこと👻

あの時のあれ、ごめんね。
あの時のあれ、ありがとう。

とか…。

いまさら言っても、言われた側は気持ち悪いだけだと思うんだけどね🙄

でも伝えられないままふと後悔していいのかなって思う時があるんだ。

それは家族とか大切な人とか親友とかに限らず

随分と長い間連絡をとってないただの同級生だ。でも伝えたいこと。

小学生低学年の頃の話。

あの男の子の兄弟に生まれつき足が不自由で、歩き方に支障をきたす障害を持っている子がいたんだ。

あの男の子は優しかったのに、小学生の私は馬鹿だから、その兄弟のマネをして笑ってからかったんだ。

その男の子は当時から聡明だったんだろうね、いまは何やってるかは言えないけどすごいことをしている。社会的にね。

その男の子はその瞬間、私の目をみて、黙ってた。そこに私を憎いという感情はなかったような気がする。ただ、なぜそんなことを言われなきゃいけないんだ、という目をしてたような気がする。

私はそれをずっと謝れないで卒業して話すこともなく、いい大人になった。

さて、はたまた不思議なことにその男の子にありがとうと伝えたいことがあった。

小学生高学年のころ。

給食の時間に女の子が吐いてしまった。

一気に周りの生徒は机ごとその子から離れた。周りの6人くらいがその子から瞬時に距離を置いた。

子供は残酷だね。
でも私は絶対にその子から離れなかったんだ。

そんときの先生はゴミクズみたいな先生で
「汚い、自分で雑巾もって片付けろ」って怒鳴るような頭のおかしい先生だった。

私はいつもその先生の頭のおかしいところを見てたから、そんなのが正しいのか?っていう反抗心だったと思う。

いま体調を崩し吐いてしまった女の子を汚いといって離れる生徒を注意しないのか、その子は吐いてしまってみんなから距離を置かれた。

まあ子供の残酷な世界のなかで一部切り取られたただのワンシーンだけどね。

私は手伝うことはできなかった、先生が責任もって自分で片付けろと言うから。

でもその子から離れないことだけはなんとかやり通した。これでもものすごいあの頭が狂った先生へ怒りと反抗心と当時持ち合わせていた私の考える「正しい」を小学生なりになんとか見せてやったんだ。

特にその女の子からお礼とかはなかった、吐いてしまったことで何も見えなかったと思う。し、感謝してほしいとも思わなかった。

ただこの状況で味方だよ、おかしいよ、何かが変だよって

私は伝えたかったんだ。誰かに。

数ヶ月がたって作文集?みたいのって書くじゃない?一番心に残ったことみたいなさ。

あれを読んでて、私が兄弟の足のことをバカにした彼の作文を読んでいたら

あの時の給食のことが書かれていて、みんなが離れてしまったのに彼女だけは離れなかった。と。

私の感情はめちゃくちゃになったんだ、あんな酷いことを昔彼にして、ずっと心に残ってたのに、彼はそれよりも私が吐いた女の子を傷つけないよう振舞ったことをしっかり見てたんだ。

私は感情がめちゃくちゃになり、どうしたらいいかわからなくなった。

彼の大切なものをバカにした私を、彼は見ていた、「犬先生さんは、強い目をして、その場を離れなかったので、ぼくは感動しました。」と小学生なりに書かれていた。

彼を傷つけた私の、数年後のちっぽけな正義を彼は見ていたし、評価した。

ごめんねとありがとうを伝えたいんだ。

こんな何気ない日常の…
もしかしたらもう忘れているかもしれないね、
伝えるべきか
伝えないべきか

ずっとずっと心のなかにあることなんだ。

キミに伝えたい。
独りよがりな思い出でも。
あの日に戻って。

伝えたいんだ。

あの夏の日にからかった足のこと。
春が近づく頃に作文集で読んだ…彼がきちんと見ていてくれた私の優しさとはを先生に見せつけたかったちっぽけな正義感。

あの幼い頃に戻れたら、作文集をもって
桜の下で彼に伝えられるのに。

いまの私なら伝えられるのに。
時間がたってしまったから。

些細な話たけど
私には大切な思い出で
感謝すべきことだつたんだ。

ありがとう、どこかで
読んでくれてる?

なんてそんなわけないけどね🤗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?