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【フォト旅#13】絶景を求めて1週間2000kmの一人旅をした話(後編)

人生初、1週間ぶっ続け&総2000kmの一人旅。
↓の記事の続き。いよいよこれが最終章です。



⑫一畑電車(島根県) 絶景度★★☆☆☆

世羅高原農場の後、広島県をずーっと北上して島根県へ。
夕方ごろに着いたので、せっかくだし夕日でも拝みたいな、と思い海の方に向かいましたが…、

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残念ながら天気が悪くて断念。


そして翌日。
旅の開始からいよいよ5日目

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疲れからか、朝ごはん用に家庭用のヨーグルトを買ってしまう。
冷静に見返すとさすがに頭おかしかったな……美味しかったけど。


朝ごはんを食べて向かったのは、出雲市にある粟津稲生神社


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こんな感じで、まるで京都の伏見稲荷のように
鳥居が一直線に並ぶ神社です。

この粟津稲生神社、もう一つ大きな特徴があって、

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神社の境内を一畑電車が横切るんです。
境内を線路が横切っている神社、というのも全国にそう多くはないですが、「立ち並ぶ鳥居×電車」というのはたぶんここだけなんじゃないかと思います。


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ちょっとズームして撮ってみた。遠近感がバグ。
どうでもいいけど、「とまれみよ」と書いてある踏切、ド田舎って感じがしてめちゃくちゃ好きです(けなしてるようで褒めてる)


それから少し東に移動して、
やってきたのは一畑電車の「湖遊館新駅」の近く。

「湖遊館新駅」という名前の駅なので、
つまりは湖遊館新駅駅です。…どうしてこうなった…?

この駅から少し北に行ったところ、山に差し掛かったあたりに、
撮り鉄御用達スポットというのがあるらしい。


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あ、ここ、ここですね絶対。
脚立まで置いてあるし。

脚立にはペンでハッキリと「撮影用」と書かれていました。
おそらく有志の方がここに置いてくれているのでしょう。


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ここから一畑電車を撮るとこんな感じ。
ちょうどこの辺りは田んぼが広がり、さらに奥には宍道湖、
そしてその奥には山々と、なかなか風光明媚なスポットでした。

いや、思っている以上にめちゃくちゃ良い場所だった。
天気がもうちょっと良ければ最高だっただろうなあ。




⑬ベタ踏み坂(島根県・鳥取県) 絶景度★★★☆☆

さて、次に向かったのは通称ベタ踏み坂と呼ばれる場所。
以前某自動車のCMで舞台となって有名となりましたね。

ここ、鳥取県と島根県の県境にある橋。
本当の名前は「江島大橋」というそうです。


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どーん。
まさにCMで見たまんまの風景。

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こっちは正面から。
写真ではめちゃくちゃ急坂に感じますが、実際はそこまででもなく、カメラの望遠圧縮という効果で急坂に見せています。


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少し移動して真横からの江島大橋。
本当の坂の勾配がよく分かりますね。

ちなみに、大阪にも第二のベタ踏み坂があります。
こっちもいつか写真撮りに行きたいなあ。




⑭水木しげるロード(鳥取県境港市) ホラー度★★★★★

本日の宿は、さきほどのベタ踏み坂のある境港。
近くの有名なお寿司屋さんで晩御飯をテイクアウトしてみました。

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まあもう写真の通りなんですが、めちゃくちゃ美味かったです

この時は閉まってたけど、境港駅前にもあるので
観光に来たならぜひとも立ち寄ってほしいですね。


さて、晩御飯食べたしせっかくなので、と
歩いて水木しげるロードに向かってみることに。

時間は夜の8時。

店はまったく開いておらず、人の気配もない。

灯りといえば規則的に並ぶ街灯と、
あとは妖怪のモニュメントを照らすライトだけ。


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静まり返った夜道に浮かぶ妖怪達。
「これは本当にオバケが出るのでは…?」と、思わされてしまうぐらいの雰囲気がありました。


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日中の水木しげるロードには来たことがあるのですが、
夜にも歩いてみてハッキリと分かりましたね。

夜こそが水木しげるロードの本当の姿。


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まあ言った通りお店はまったく開いてないので、
普通に観光したい人にはオススメしづらいですが……。




⑮旧遷喬尋常小学校(岡山県真庭市) エモ度★★★★★

翌日、6日目。
7日目は帰るだけの予定なので、これが旅の上では最終日。

境港からひたすら南下を続け、
向かったのは旧遷喬尋常小学校という場所。

過去に小学校として使われていた校舎で、
『ALWAYS 三丁目の夕日』『火垂るの墓』のロケにも使われたようです。


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レトロ風にレタッチしてみた。
これはまさにALWAYSの世界や…映画見たことないけど……。


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張り紙だけじゃなくランドセルまで残されてるの、
いくらなんでもエモすぎる。


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どこを切り取っても絵になる恐ろしい場所でした。
廃校水族館もそうだけど、旧校舎のもつ魅力ってありますよね。




まとめ

というわけで、以上9つの県をめぐる絶景旅でした!
絶景メイン以外も含めると15ヶ所立ち寄ってたことになりますね。

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土日に無我夢中でスポットを調べて、車を借り、宿を取り、
実行した今回の旅。

宿泊代をケチるため何泊かは車中泊したり(意外と寒かった)、
昼過ぎに山道の広めの路肩で仮眠を取ったり、
そういうのもひっくるめて、凄く達成感のある旅でした。


ちなみにこの旅の話、
「今すぐは状況的に無理だけど、1年後ぐらいの落ち着いたタイミングでまとめよう」と思ってようやく今書いていたわけですが、

1年は経ったものの、残念ながらウイルスは落ち着いてはいなかったですね。読みが甘かった。

一人旅も好きだけど大勢での旅行もめちゃくちゃ好きだし、
早く複数人で沖縄に行って豪遊したいんじゃ……。


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(旅の本当の最後に立ち寄った岡山県・備中国分寺)


おわり。

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