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めちゃくちゃ美味しいカレー

カレーへの葛藤

私はカレーが好きだ。
インドやネパール人が経営しているカレー屋さんにも行くし、おしゃれカレー店にも行くし、喫茶店のカレーも食べる。
ただ問題がある。
私はスパイス強めのカレーを食べるとお腹を壊す。。。
好きで食べているのに、カレーを食べた後の時間がほぼ確実に辛い。
だからなかなか食べられない。

出会ってしまった、何度でも食べたいスパイスカレー屋さん

そんな私が出会ってしまった。
そこは駅近の路地にある。
細い路地なので目立たないのだが、看板が独特で近くを通るとカレーのいい匂いがするので「ここにカレー屋さんがあるよ」と謙虚に、でも確実に主張しているように見えた。

お店の前に立った。
扉を開けてすぐ右に地下につながる階段があるみたいで、お店の様子が全くわからない。

扉の前にあるメニューを見た。
私は衝撃を受けた。
「ひき肉とホタテ?鯖と大根?」カレーでは考えたことのない。いや、ほかの料理でも考えたことのない組み合わせもあって、どんな味なんだろうと心を躍らせた。
お値段は標準的。
あいがけを選んでも、そこまで値段の差がないから顔が綻ぶ。

実はこのお店に入ろうと思ったのは2回目。
前回は用事を済ませ戻ったら、お店はもう閉まっていた。
その時の思いも込めて、扉を開け階段を降りた。

階段を降りる途中にインドにあっても違和感のないようなキャラクターのポスターが貼ってある、少し異国な雰囲気にドキドキする反面何も音が聞こえてこないので、どんな人たちがいるのかと不安になる。
やっとフロアに着いた、そこまで広くもなく狭くもなくただとても静かな店内。小さい音量でインドの音楽らしい音楽が流れているが、誰も話していない。。
ほぼ満席の店内は静かにカレーを食べる人・待つ人で満たされている。

そこにさわやかな関西弁の女性が「少しお待ちください」と笑顔で話しかけてくれた。
少しほっとした。
  
カウンターの席に通された。
広めのカウンターで鞄を置くカゴもあり、とてもゆっくりスペースがとってあるので落ち着いた気持ちでいられる。
 
さあやっと、待ちに待った注文だ!
私は「チキンカレーと挽肉・帆立のカレーのあいがけ」を注文。
 
待つこと数分。
やってきたカレーは想像以上に大きいお皿で副菜4点とワンプレートででてきた。

なんだか、現地のカレーっぽい!
私のテンションは急上昇。
そこで!気になるものを発見した。

お皿の真ん中にご飯があって、左右に別々のカレー上に3種類の副菜、下に…下に…
なんだこれーーーー!
黄色いトロトロのものが…なんだこれ?
食べると、、素朴なじゃがいも?のような味がする。
 
左のカレーは挽肉と帆立のキーマカレー。
とても肉肉しくて辛すぎない。とてもマイルド。
そして帆立の旨味もあいまってとても美味しい。
 
右のカレーはチキンカレー。
ピリッと辛くてカルダモンのスパイスの香りたっぷりでとてもチキンもゴロっと味が染みていて美味しい。
 
このカレーたちに黄色の優しい味のものを混ぜて食べると…
カレーに根菜の味が混ざってマイルドにもなってまた新しい味に出逢える。
私はこの混ぜたものがとっても好きになった。
 
会計の時に聞いた話だが、この素朴なジャガイモのと思ったものはダールという豆を使った、ペースト上の食べ物「ダル」だった。
 
また、3種類の副菜は、アチャール(玉ねぎの漬物)・サンボル(ココナッツを使った和物)・数種類の豆のサラダでした。
アチャールとサンボルはカレーの付け合わせにピッタリ。
豆のサラダは箸休めにピッタリ。
 
これらをインドのパラパラのお米でいただく。
 
うん最高。
 
日本人の私でも違和感なくでも確実にスパイスカレーだ。
そして、ここで初めての体験。
 
スパイスカレーなのにお腹に全く影響がない。
それどころか食欲が増している。
 
こんなスパイスカレーは初めてだ!
いろんな人に食べてほしい!!!
 
お店はこちら。
お近くの方はぜひ行ってみてください♪ 
あっ最後に、ご飯の上に乗っているうずらの卵の占いもありますよ。





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