韓国出張記 休日はソウルで
毎日ホテルの1BOXカーに揺られて湯井事業所まで片道12kmの道程を行き、
帰りは22時過ぎにタクシー捕まえて帰ってくるの繰り返しでした。
そんな日常の中での楽しみは、食べることか休みの日に遊びに行くこと。
今日はソウルへ遊びに行ったことを思い出してみます。
出発
今から考えてみると、準備が甘かったような気もします。
とりあえず現地までの行き方は、
横浜駅からバス→羽田から飛行機→金浦空港からタクシー
→永登浦駅からムグンファ→天安駅から徒歩でホテル
これぐらいのことしか書いていないメールがきました。
しかも一人で初海外!!!なかなか心細いです。
かろうじて英語で「Yeondeungpo(ヨンドンポ)」「Cheonan(チョナン)」と併記いされているので判ります。これをみどりの窓口のようなところで、口頭で行先を言って買います。5300ウォンだから今だと584円。当時のレートはウォン安だったのでもっと良かったはずです。
ちなみに「ムグンファ」は韓国の国花「ムクゲ」のことです。
チョナン駅に到着し、ホテルへチェックインすると先に到着しているメンバーが出迎えてくれました。
部屋の鍵をもらって荷ほどきしてから、当面の歯ブラシ、歯磨き粉(2080がそれ!)など生活必需品を買いに行きました。
この日の晩ごはんはへムルカムジャタン、訳すと海鮮ジャガイモ鍋です。
休日
「20トン以上ある設備を設置するのに、なぜか基礎が下がっちゃったんだよねぇ」と言う話は事前に聞いていましたが、そのおかげで地獄のようなスケジュールが1週間続き、ようやく休日となりました。
私よりもだいぶ先に韓国入りしていたメカ屋さんたちが「ソウル駅に日本食のお店があるから、そこで日本食が食べたい!!」ということで、現地メンバー全員で出発しました。
電車に揺られて1時間余り、ソウル駅に到着です。
目指すはエキナカの日本食料理店。階段を上る足取りが軽いです。
ショーケースのサンプルが日本のそれと全然違います。
いざ!
鉄火丼、海鮮丼などみなさん頼まれていましたが、私はざるそばを注文。
みんな待ちきれずに「お先にいただきます!」と意気揚々と食べ始めました。しばらくすると口々に「あれ、なんか違う・・・」
どうやらちゃんと解凍されていなかったようです。醤油も日本の物とは違うみたいで……ちょっと高かったのに…
ざるそばが運ばれてきていざ食べようとすると、オモニが
「チャッカンマンニョー」っと言いながら、なんとおそばにハサミを入れるじゃないですか!これ、冷麺でしたね……知ってたし……
冷麺って生地に圧力掛けて小さい穴から出すんです。
ゆかいな床屋さん方式ですね。
なので1本が長い(長寿を象徴)ので、昔ははさみで切ることもしなかったそうです。
親水公園がのどかで気持ちよかったなぁ(現実逃避)
先人曰はく「郷に入れば郷に従え」
まだあるのかなぁ、あそこのお店は……
今日はおしまい!
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