テレビで報道されてない病にかかるクズな人々 〜認知的不協和〜
台風で被災された方々にはお見舞い申し上げます。早くもとの生活に戻れますことをお祈り申し上げます。
さて、このような災害に対して対応する様々な人がいる。国会議員の方々、都道府県の知事、議会議員の方々、警察・消防・病院・自衛隊の方々。そして、そのような自体を伝えるマスコミの方々がいる。今回はそのマスコミについてフォーカスする。
こんなツイートをたくさん見かける。
まだまだあるので、見てみてほしい。
それらをまとめた人達もいる。
一言で言おう。
こいつら、クズだ。
テレビを殆ど見ていない自分でも、たまたまかけたニュースやワイドショーで千葉の悲惨な光景を目にしている。ネットニュースをみれば、各テレビ局や新聞社の記事が上がっている。報道されているのだ。しかし、
「彼らは報道されていない。テレビ局の陰謀だ。」
「仕事しろ。」
「報道しない自由。」
などと、ここぞとばかりにマスコミを揶揄する。更には
「内閣改造を隠すため」
などと、国会議員を含めた陰謀論にまで発展する。こいつらのやっていることこそマスコミの人たちに対して邪魔な存在であり、彼らが嫌う情報操作だ。ただ単に誰かを叩きたいのだ。そして、ネットでは「マスゴミ」などとマスコミを非難する傾向にあり、それに乗っかっているだけなのだ。彼らはテレビを、新聞を、ネットニュースをまともにみていないのだ。そして、それらを書くために取材に言っている人たちの苦労を無下にしているのだ。
もちろん、マスコミはかなりあくどいことをやってきたことは否定しない。自分の過去の記事にもそれらは書いている。しかし、実際にマスコミの人たちがやっていることをなかったことにして自分たちの主張をしている彼らはクズか病気かなのだろう。彼らがおそらく嫌っている韓国人の火病と同じだ。感情で動いているだけだ。
そして、少し話を逸らすと、「国会議員などの役職の人たちが仕事をしていない」といったことまで主張する。考えてみてほしい。台風が起こったのはつい2日前のことだ。役職を持つ人達は、その人達の元で働く多くの人達を動かす必要がある。災害状況の把握、支援の度合い、復旧までの目処、二次災害の防止。多くのことを考える必要があるのだ。何も考えずにすべてを救済することなんてできない。にもかかわらず、「これほど苦しんでいる人達がいるのに何もしていない」などと揶揄する。こういう人たちをクズと呼ばずしてなんて表現すればいいのだろうか。何も知らないのではなく、何も知ろうとしていないのだ。
認知的不協和
心理学の用語に認知的不協和というものがある。
命題は次のとおりだ。
不協和の存在は、その不協和を低減させるか除去するために、なんらかの圧力を起こす。
つまり、複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去することができる。
不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数である。
つまり、認知的不協和の度合いが大きければ、不協和を低減させる圧力はその度合いに応じて大きくなる。
要するに今回の場合で言えば、自分の理想と現実の間にギャップが有り、現実を都合のいいように捻じ曲げた理解をすることで自分自身を安定させようとしているのだ。今回の場合は、マスコミや国会議員のような叩くことのできるように情報を捻じ曲げて主張することで自分の考えを共感する人たちを増やしたいだけだ。そこには客観的事実などない。感情の赴くままだ。要するに、火病なのだ。
被災された方々を思うのであれば、理性的であってほしい。理性的になれないのなら黙っているか、自分で直接助けに行けばいいだけのことだ。口だけ出すな。
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