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日本語教師修行中

私は、ワークショップファシリテータ、教育事業コンサルタント、アフタースクール指導員の他に、もう一つ軸を求めて、日本語教師の資格取得を目指しています。
日本語教師? なにそれ?
最初は皆目見当も付かなかった。
外国語ができないとダメなんでしょ?とか、逆に、日本人なら誰でもできるんじゃね?とか、まったく「日本語教師」を理解していなかった。

簡単に言うと、
外国人に日本語のみを使って日本語を教える仕事です。
え、日本語しか使わない? 相手は外国人なのに?
と思いますよね。
基本、生徒は日本にいる外国人。彼ら彼女らは、日本の大学や専門学校に入りたいとか、日本で働きたいという希望を持っている。円安で給料の上がらない日本ですが、日本に来る外国人の母国は、日本で一か月貰える給料であちらでは数か月暮らせたりする。いちばん多いのは今、ベトナム人だそうです。あとは、インドネシア、フィリピン、パキスタン、タイ、中国、など。
韓国人は最近減っているとか、韓国のほうが日本より給料が良いそうです。

基本は、と言ったのは、海外で日本語を教えるという仕事もあるから。
まあ、でも日本の日本語学校で留学生などに日本語を教えるのがメインの仕事となります。
留学生が日本語を学べば、学校に入って資格を取ったり、働き口が増える。
日本語を教える際、日本語しか使わないのは、前述のとおり、彼ら彼女らの母語はいろいろなので、共通言語を日本語でやるほうが効率が良いのだ。

で、日本人なら誰でも教えられるんじゃね?という疑問については、
国語と日本語では違うというのがその理由。留学生たちには国文法は教えない、日本語文法を教えるのだ。私たちは、日本語が母語なので、日本語はなぜこういう言い方をするの?という疑問に答えられない。
「プレゼントをもらってうれしかった」
「プレゼントをもらってたのしかった」
の2文の正否は、日本人なら誰でも分かるが、その違いを説明するのは難しい。日本語を感覚的に習得しているからだ。
外国語としての日本語を国語に頼らず留学生に教えるには、それなりの知識とスキルが必要になるという訳です。
その時間は420時間。多いのか少ないのか分かりません。
で、もともとコミュニケーションと、言語学にも興味があったし、難しいことを分かりやすく教える技術は少々鍛錬されているので、日本語教師を目指すことにしました。セカンドキャリアとしても有益だそうですし。

日本語教師の方、日本語教師を目指している方、繋がれれば嬉しいです。

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