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【働き方改革の勘違い】に気を付けよう

最近でこそコロナ禍のおかげなのか?
あまり表向きにでてこない

【働き方】について。 

SDGsの情報が少しずつ広まるにつれていろいろな企業が【SDGs宣言】をする中、どこの企業でも取り組めるからという理由で【働き方改革】を推進したり、発信したりする企業が増えてきましたよね。

そんな最中、改革?という名の【そのまんま】。

【デジタル化】という名のもとにやらかしちゃっている【働き方】が出てきていています。

そんな【労働側】と【雇用側】双方がやらかしちゃってる都合の良い事例を紹介します。

【自由な働き方】とは言えない
【自由過ぎるだろオイ!】な働き方

「自由な働き方でいいよ!」なんて言われて【自由】をはき違えてしまう人。日本は少なくとも今の現状の働き方態勢は企業規模が小さくなればなるほど【属人的であり】【協働作業】である。簡単に言うと

1人の満足のために自由な働き方をされると周りがより不自由な働き方を強いられること。

【個人】の働きやすさを追求すると、周囲の【働きにくさ】を生んでいることに気が付くことです。


そんな中で、とくにあるあるなのが
【役職者】の行動です。
役職者が自由な働き方を下を無視して行うと特にこの影響がでます。
例えばこんなことありませんか?

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【役職者】がリモートの日、
その下で働く人の仕事の手数が増えた

【役職者】がリモートの日、
社内ポータルへの投稿時間や情報伝達時間が勤務と大きく離れた時間に行われている。

【役職者】の都合に合わせて仕事が組まれることによってその下で働く人間がその都合に合わせた仕事の立ち回りになり、仕事の進捗が思ったように進まなくなる。

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これ、中小企業でかなりのあるあるなのですが 【その大半】がその
役職者の 

★仕事やってる感の発信★



★自己承認欲求を満たす★


この2点による行動です。

●社内ポータルツール(スカイプやチャットワーク、LINEなど)で会社の従業員間の情報共有を流れよくしようと取り組まれている企業が多いかと思います。部署間や組織間での連携をスムーズに行い、情報共有を行う上で実用している企業は多いかと思います。・・・が、こんなことありませんか?

【時間外投稿】
【役職者による】早朝・または勤務時間外の極端に遅い時間の投稿。
例えば始業が8:15なのに早く出勤したからなのか、やる気満々なのか知りませんが投稿が6:30などの早い時間、または終業時刻を大幅にすぎ、大半の人が帰路についている頃の時間帯の投稿。

もちろんその情報に緊急性はない。

これは
【早く来て(または早い時間から)仕事してるんだぞアピール?】
これは
【遅くまで仕事してたんだぞアピール?】

このことによって部下や一般社員の人達は上に上がれるようにがんばろう!または仕事の働きやすさを得ることができるでしょうか?

大半の方が… 
自分の仕事時間まだなんですけど! 
会社の就業規則って●:●●~じゃない?
緊急性のない情報をなんでこんな時間に社員に知らせる必要あるの?
っと疑問を持たれてしまいます。

社内ポータルで情報を発信する際、就業時間中については企業に勤務している以上、そこに従う必要がありますが、それ以外の時間についてはとても酷な言い方かもしれませんが時間搾取や時間外労働の対象につながっていきます。

企業はこういったシーンを目にしたとき、見て見ぬふりをするか、きちんと教育しなおすか、中小については労働についての考え方がなかなか改善できない企業が多いため、前者のスルー体質が圧倒的に多く、そのことによる労働定着率の低下を生んでしまっているかもしれないことに気が付かないといけません。

就業中以外の時間の労働アピールは
企業コンプラ的に危険と認識すること。

就業中以外の時間帯のメッセージのやりとりや社内公共の場に情報を流し込む行為についてはその空間は【仕事場】という認識が必要です。

そしてその空間は社員全員が関わる場であればあるほど、企業の就業条件に準じた立ち回りや拘束が必要となります。1人のはみだし行為が多くの所属している従業員への働き方へ影響を与えることを認識しないといけません。

つまりは時間外労働や早朝労働を社内全員で容認している。ということにつながっていきます。この行動に時間外労働の賃金はつかない認識でいますよね。ところが立派な労働に紐づけられて当然といえる内容です。例えば悪意を持ってその行動をとってる場合、『誰も止めてくれなかった。だから働いた。』と【働いた】と表現することが可能な行動にはなります。仕事の内容を情報発信していますからね。

中小企業となると残業時間の概念や時間外労働についての雇用側の認識が甘いところがあり、うまくつけいると簡単に労基にひっかかるようなことがたくさんあります。その辺を働き方改革を通じて学ぶ必要もあり、企業を護る上でもきちんと管理していく必要があります

別に情報を投稿するタイミングなんてそこまで緊急性を要する内容であれば今のご時世電話でしょ。エビデンスが心配な内容でしたら通話を録音、ボイスメモで残せばいいだけのこと。

自分がとる行動が労働環境にどんな影響を与えるか、それによって他の労働者にどんな影響が出てしまう可能性があるかは考えた方が良い。
自分の仕事への満足感ややってる感のパフォーマンスのために行動する際にはタイミングをきちんと考えないとそのパフォーマンスはすぐに酷評の的になる。

明らかに昭和的な働き方も

平成的な働き方も

違うよねーっとなってきた令和時代。

あらゆる便利を使い倒して効率と時間圧縮が
前提の上で整えられなければいけない労働環境の整備になってきています。

組織で働く以上考えなければならない互換性。

上の立場の人が社内の様々な互換を調整できるスキル高い人に恵まれて職場環境がより良いものになると良いですよね。
最低限自分のとる行動が環境悪なことを起こさないよう気持ちの配慮は必要です。

そしてやらかさない自分を意識した働き方改革を組み立てていきましょう!

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