ミニマリズムから学ぶ自己成長



みなさんは、「ミニマリズム」という概念をご存知ですか?



仏教からくる「禅」の意識と比較されることが多い考え方ですが、みなさんも一度は考えたことはありませんか?


ミニマルに生ぎだい!

と。



モノを持たない、白黒、アーティスティック、質素、閑静、ストレスフリー、無印良品、、、


こんな感覚が「ミニマリズム」に対する日本人のイメージかなと思います。

ミニマリズムの本当の姿やありかた、トレンドはさておき、


ジョシュア・ミルバーン

ライアン・ニコデモス


という男性たちをご存知ですか?



映画「ミニマリズム」をはじめとし、YouTubeチャンネルやWebサイト、Podcastでも活動する、世界を代表するミニマリストたちです。


ミニマルな思考の中で人間関係や「自分」という物にフォーカスを当てています。

実際にWebサイトを覗いてみると、ある一つの英文が出てきます。



You can't change the people around you, but you can change the people around you.

(あなたの周りにいる人間を変えることなんてできない。だが、周りにいる人間を替えることはできる。)


という文です。



英語だと "Change" で被せてちょっとおしゃれになってますが、漢字だと「変」と「替」で区別が効くのでわかりやすいですね(漢字マジで便利ね)


これは、ミニマル思考の中でもとても有名な格言のようです。

そしてこの格言は起業家であり演説が有名なジム・ローンさんの言葉、


『人間の質は、最も時間を共に過ごしている「5人」の人間関係から構築される』


からインスパイアされて作られています。



いまみなさんも、手を止めて思い浮かべてみてください。

いつも周りにいる最も近しい5人。


良い意味でも悪い意味でもその平均が「あなた」です。



ポジティブな面であげれば、社交的積極的上昇志向励まし合う

ネガティブな面では、陰口咎めあいひがみといったところでしょうか。


そしてその5人があなたがこれから歩んでいく未来です。

成長先。ということです。



ですが安心してください。人間は環境を変えることが可能です。

(一方では、この説への反対として、人間は、周囲の居心地の良さを無意識に優先するため、環境を意思と共に変えることは不可能という説もあります。)



ぜひ、ミニマル化に向け生活を省みる中で、人間関係も客観視してみてください。あなたを作り上げる要素は一体何なのか。あなたの成長先を示唆している人は誰なのか。どんな人間性なのか。


あなたがあなたの性格を変えるのが難しくても、環境を思い通りにできれば、魔法のようにガラッと変われなくても、時間差かつ間接的にあなた自身も少しづつ変わっていけます。


私自身も、陰口をしない人と時間を過ごすようになり、一切悪口を話さなくなりました。こんなに快適なことはありません。陰口に恐れる必要もなく、探す必要もなく、心も痛めなくて済むんですから。                    「陰口」という概念が私の生活から切り離され、「ミニマル化」しました。



ミニマルとは「捨てる」ではなく、「選択する権利を失わない」という宣言です。


ぜひ、人間関係も「選ぶ権利」や「求める権利」を放棄しないでください。





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