教育委員会が「マスク着用は原則不要」という考えを示した件について

【速報】学校でのマスク着用「教職員が率先して外し指導を」　千葉県教委、県立校や市町村教委に通知　 「選択できない」保護者相談多く（千葉日報オンライン） - Yahoo!ニュース

千葉県教委は22日、新型コロナ対策の学校でのマスク着用について、教職員が率先して外して指導を行うことなどを盛り込んだ通知を県立学校と市町村教委に出したと発表した。学校生活全般においても「着用は不要」との考えを明示した。

千葉県の教育委員会が「マスク着用は原則不要」という考えを明示した件ですが、僕はこの決定に大賛成です。

「全てを自主的に考えるように指導してほしい」という意見もあるようですが、そもそもが国の「マスク着用の奨励」によって、子供たちにもマスク着用の習慣が染み付いているのが現状です。そして「習慣」というものは強力なので、これを変化させるために教育委員会が「マスク着用は原則不要」という考えを示すのはごくごく自然なことだと思います。

しかも思春期というのは、大人以上に周りの目や自分の顔の造形が気になるものなので、教育する側が「マスク不要」という考えをはっきり示し、「先生が率先してマスクを外して指導を行う」というのはとても重要なことでしょう。

ただ、実際にマスクを外すかどうかは個人の自由であり、少数側への差別や着脱の強制は絶対にダメです。自分の意見を明示することと、他人に同じことを強制することは、全然違うことなので。

最後になりますが、「児童・生徒がマスクを外す選択をしたくても外せない状況にある」というのも事実だと思うので、教育する側が積極的に考えを示すことにより、マスク着用が原因で息苦しさを感じる生徒が減ることを願っています。今日は以上です。