本を読むことの価値
動画コンテンツが増えたせいか、年齢のせいかはよく分からないんですけど、周りで本を読む習慣がある人はめっきり減りました。
動画は運転や料理をしながらでも楽しむことができ、また本を読むのは苦手でも動画なら長時間見ることができるという人は多くいます。私も映画をよく観るので、動画が面白いというのはよく分かります。
ですが本も読むことも多く、なぜ未だに本を読んでいるのかということを言語化していなかったので、今日は「本を読むことの価値」について書きたいと思います。
価値1. 検索性の高さ
私が本に感じている最も大きな価値は検索性の高さです。
検索性が高いというのは、目次や索引から興味のある箇所に素早く移動することができるということです。
またKindleなどの電子書籍であれば、キーワード検索することによって、過去に見た情報を一瞬で参照することができます。それだけでなく、Kindleの辞書機能を使えば、オフラインでも分からない単語をすぐに調べることができます。
この検索性の高さに関しては動画よりも本の方が圧倒的に優れていると思っていて、noteの記事を書くときに過去に読んだ本の内容を参照することはよくあるんですが、動画の内容を参照するのは(調べるのが面倒なので)めったにしません。
価値2. 圧縮性の高さ
本の価値は検索性の高さだけではありません。情報の圧縮性の高さにも大きな価値があります。
例えば、話し言葉だったら30分かかるような情報でも、文章だったら5分程度で事足ります。実際に約80分の動画をプログラムを作って書き起こしてみたら、5~10分程度で読むことができました。
動画では倍速視聴や10秒スキップができることは知っていますが、それよりも本を読む方が情報を得るという点においては早いです。なぜなら、文章だったら興味のない部分は斜め読みできるし、先ほども書いたように検索性が高いからです。
価値3. 信頼性の高さ
出版社を通して世に出される本は校閲だけでなく、事実確認なども含めて何重にもチェックされているので比較的信頼性が高いです。
また、巻末に参考文献が載っていることも多く、情報のソースを確認することができます。特に骨太の洋書(ノンフィクション)だと本全体のうち最後の4割が参考文献の情報で埋め尽くされていることはよくあります。
この3つが私が思う本を読むことの価値です。
以上、わんこふの日記でした🐾
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?