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称賛コラボと大批判コラボは何が違ったのか?広報的7つの視点で分析してみる

安倍首相が星野源さんの「うちで踊ろう」とのコラボ動画を出して、かなりの批判をくらっていました。。

少し前に東京都の小池都知事が、YouTuberのヒカキンさんとのコラボ動画を出して、称賛されていたムードのなかでの爆弾投稿。比較されてより違和感が際立ってしまったと思います。

「いや普通に考えてありえない……なんじゃこりゃああぁ」

という反応になるのは当たり前なのですが、いざダメな理由を聞かれると答えられなかったり、自分が広報担当だったら正しい判断ができたかどうか怪しい人も多いと思います。この「普通に考えて」の部分をしっかり言語化しておくことは、今後の役に立ちそうです。

実際考えてみると、この事例はとてもよい反面教師になってくれることがわかります。センシティブになっている今の世の中で情報やコンテンツの発信をしていくにあたり、抑えておきたい視点を見直すのにとてもよい。政治家の発信だけど、企業や団体のコミュニケーションにも応用できます。

政治に絡む話はよからぬコメントも生みかねないので、クローズドにしました。以下の7つの視点を深堀りしているので、興味がある人は覗いてみてください!断じて批判記事ではありません!!

視点1 その発信の「目的」は何か
視点2 クリエイターへのリスペクトがあるか
視点3 ストーリー設計はできているか
視点4 元ネタや既成文脈への配慮はあるか
視点5 社会課題を誤認したメッセージングになっていないか
視点6 立場とターゲットの設定がゆるくないか
視点7 で、あなたは何をしているのか

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