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スタートアップで働きはじめて1ヶ月。てきとうに雑感など。

キャリアチェンジして早くも1ヶ月が経ってしまいました。

早すぎて焦る。。だって夏が終わってしまうじゃないですか。なんだか毎日気づいたら夜になっていて、次にハッと意識を取り戻したときには三十路になってるのかな、とか怖くなりつつ生きてます。

とはいえ客観的に見つめていかねばならないので、月報(マンスリーレポート)を書きます。当然ながら会社には月報・日報みたいな面倒な制度はないので、ときどき自分で振り返らないとですね。

このまえふと思ったのですが、「一部上場企業→フリーランス→スタートアップ」というまあまあレアな経歴になって気に入っているので、いろんな立場から考えてみたいと思います。

それではどうぞ。


とりあえず、泳ぐための水を知る

この1ヶ月をひとことで言えば、こんな感じでした。

社内の感じだったり、これまでにやってきていること、これから向かっていく方向などなどキャッチアップしていると1ヶ月なんて一瞬です。やっと社員全員と話せたくらい。

マーケティングチームに属しているのですが、「入社日」と「今日」で比べてもチームメンバーがまったくもって違います笑。というわけで私のポジションも、入社前に話していたものとは変わりました。スタートアップって面白いな〜笑

せっかく事業会社にいるからもう少し発信したい気持ちはあるのだけど、コロコロ動きすぎてシェアする間もありません。

あっという間にも感じつつ、「まだ1ヶ月しか経ってないのか……」と愕然とするくらいの勢いはありました。


やっぱり情報吸収量が比べものにならない

Slackやメールで流れているもの、社内のミーティング、外部からの提案や打合せ、などなど何もしなくてもすごい量の情報が入ってきます。

組織は情報の宝庫って、意外と気づいていない人多いですよね。大きな会社を辞めてフリーランスになってみて思いましたが、個人で仕入れられる情報ってかなり限定されていると思います。

「情報」という陳腐な言葉でしか表せなくてイメージしづらいと思うのですが、なんというか、こう、ネットワーキングみたいな。ソーシャライズみたいな。(語彙力)

いろんな組織や場所、人間と繋がって、大きな流れのなかに身を置いている感覚がとてもいい。これはまさに求めていたものなので、理想的な環境です。


優秀な人たちとチームで働くって素晴らしい

これはマレーシアのグローバルエリートに教わった一生心に留めておきたい考えですが、、

“優秀な人たちに囲まれて働く”ことの価値は何よりも高い。

結局、人です。なによりも人。人材がすべて。

最近こんな記事を見たけど、

実感値でもありますが、優秀な人材を採用するためには、優秀な人材“だけ”を採用しなければなりません。優秀な人材にとって、優秀な人材と働けることが何よりのインセンティブだからです。

自社でもよく話をしますが、自分よりも優秀な人を採用することにこだわり続けないと、チームの魅力は一気に低下していってしまいます。

本当にそのとおりで、優秀な人材を揃えることは、社員にとって何よりも価値が高いことだと思うんですね。(私が優秀かどうかは置いといて)

「仕事相手は自分で選ぶ!」って言う人もいるけど、けっこう選別するのって大変です。特に女性の経営者や個人事業主にはありがちだと思うのですが、上から目線のおじさんが寄ってきたりしますし。

変な人をふるいにかけて選別している暇があったら、別のことに使いたいですよね〜


得意不得意を補いあうことで遠くに行ける、ということも日々実感しています。数十人くらいまでの人数だと、専門性が際立ってとてもよい。

この世には、チームじゃないと到達できないところというのが確実にあって、その輪郭が見えてきている感覚があるので素晴らしい。

あと単純に、毎日「おはよう」「おつかれさま」って言う人がいるっていいですね笑


複業スタイルはわりといいかもしれない

フレックス制でリモートOKなのですが、ちゃんと制度がワークしていてすごいなと思いました。

信頼関係がちゃんとできていると成り立つものなんですね。あと、リモートワークがワークするのは「みんな仕事ができる」という前提が必要だなあとも感じております。

自社製品が音声コミュニケーションデバイスなので、業務でも使っています。仕事上のコミュニケーションはチャットが主流の時代ですが、そろそろ一周回って生の会話に戻っていくというのが私なりの仮説。「気軽に会話しながらリモートワーク」が当たり前になる時代がくると信じています。


複業スタイルがどんな感じかというと、平日の業務前後の時間を使ってぽつぽつライター業などをやっている感じです。PR視点でのコンサルティングを含むライティングなんかも少しやっています。控えめに。

書き物系のおしごとは全然両立可能ですね。気持ちの面でもラクになったので、あまりシビアに単価交渉とかもせずに、「お役に立てるのなら〜」という感じでホイホイ受けています。

お仕事お待ちしております。


反省:スキルに天井はないから、どこまでやればいいのかな

今やっている仕事はマーケティング領域なのですが、広い視点ではPRの考え方を根幹にもっていたりするので、どこまでやるべきか迷います。

迷ったところでじゃあ別の人に振れるかというとそんなわけはなく、かなり広めの範囲にかかわっています。PV撮影とか広告の回し方とかWEBサイトとか、知らんよ……。「PR中のPR」的な動きはあまりできていない。


売上や数字も見れたほうがいいし、WEB制作や開発のこともわかったほうがいいし、Adobe系ソフトを使ったデザインもできたほうがいい。でもノウハウないのでわりと苦戦。一応専門であるマーケティングやPRのスキルもまだまだ伸びしろだらけだし。横にも縦にもぐんと広げないとどうしようもないです。

あとけっこうグローバルとのやりとりが多くて、スラスラっと英語でコミュニケーションできないと話にならない。もはや翻訳もできるくらいネイティブにならないと話にならないわ。

と、考えると、自分できないこと多すぎかよ、と落ち込む。真面目ですね。ちゃんと自分で領域を決めてやらないと、ぜんぶ中途半端になってしまいそうです。


さいごに:基本的には楽しくやっている

スタートアップって「やったほうがいいこと」は常に700%くらいあって、慢性的にリソースは足りていなくて、分身の術を駆使して稼働しないと回せないくらい業務量があるんだなあと。

まあ睡眠・食事・遊びは削れないので、バランス取りつつちゃんとパフォーマンス出さなきゃなあと気を引き締めているところでございます。

基本的には楽しくやっており、なんの後悔も迷いもないのですが、冒頭でも書いたようにときどきふと焦ったりしています。現状に満足したり安定を求めたりしたことが今までの人生振り返っても皆無なので、どうせ何をやってもそうなるんだろうな、と諦めています。

あ、ジムにちゃんと通いたい。来月こそ。

とりあえず月報ということでこのへんにしておきます。9月もがんばりましょう。


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