かふ・・・

なんかしらんけどくしゃみが出る。

暖かくなって風も吹いている。なのにくしゃみが出る。

いや、認めんぞ。今まで感じることのなかったかふ・・・が発症したなんて認めない。かふ・・・の名前を言葉にしただけて発症したことになりそうだ。認めんぞ・・・。

こうやって、病院嫌いは生まれるんだろうな。いや、病院は嫌いじゃないけど1年間で1度も行かないぐらい健康だから好き嫌いの判断すらできない。でも、かふ・・・が発症したら行った方がいいのだろうか。いや、認めんぞ・・・。

知っている販売店の60代の所長が割と大きな病気をしてしまったようで、入院転院と大変な様子。でも「仕事があるから」と勝手に退院して家に戻ったものの、結局動けず。家族は大変だなあと思うけど、この年代特有の病院嫌いはなかなかどうしようもない。

うちの親父も風邪気味になっても病院には行かない。ゴホゴホいいながら「寝れば治る」スタイル。例に漏れずその息子も「寝れば治る」マインドなので、結局親に似てしまったな〜と思う。

最近はネットで何でも調べられるので、自分の症状と経緯を合わせてセルフ診断しちゃうようなことが増えた気がする。それで安心する面もあれば、勝手に病気と判断してしまって逆にしんどくなることもある。

あとは病院に行って病名を告げられて、それに関することをまたネットで詳しく調べて余計に心配になったりとか。

「病名を早く知りたい」ことと「寝れば治る」のどちらかが良い悪いではなくて、その本人がどう症状に対処したいかだろうから何とも言えないけれど、「何でも調べれば解決する」というスタンスはちょっとどうなのかな？とも思う。

きっと、かふ・・・を認めて病院に行って、薬を飲めばかふ・・・の野郎には対処できる。今のところ大した症状でもないので、それで治療はできる。

でも、かふ・・・であることを認めると来年の春も「またかふ・・・の季節かあ」と憂鬱になりそう。まあ、そこでも薬を飲んで治せばいいんだけど。

何はともあれ、結局は自分の体調とメンタルに照らし合わせて、病気とどう向き合うかなのかなあ。良い悪いではなくて、好きか嫌いかみたいなところがあると思う。でもまわりの人に迷惑はかけたくはないな。

これを書きながらまたくしゃみが出た。きっと花粉症である。