ソンクラン2 ネパール編その4
ネパール編終わりだよ。
朝起きて朝食を食べて、ホテルをチェックアウト。朝も靄がかかって遠くは見通せず。
山を下ってバクタプルへ。ガイドさんによると、ネパールはその昔王様が死んで3つの都(カトマンドゥ、パタン、バクタプル)に分裂した。3都は栄華を競うように大きな寺院を建てたりいろいろした。パタンが芸術の都なのに対し、バクタプルは古の都だと言っていた。
正直に言って、4日目にあたるこの日は疲労が溜まっており、ガイドさんの説明はほとんど右から左へ流れていった。やはり、もう少し余裕を持った日程にすべきだったか。それともガイドさんは1日だけにするとか。
その後パシュパティナートへ。ガンジス川の支流、聖なる川バグマティ川とシヴァ寺院がある。たくさんの亡骸が運ばれて火葬されている。海外からも運ばれてくるらしい。遠くからみていると淡々と死が処理されている感じがして、諸行無常になった。川は相当汚い。匂いはマスクをしていたからかさほどしなかったが、色が濁りに濁って酷かった。主に工業化のためらしかったが、目の前で火葬をする人が布切れをポイ捨てしていて、ガイドさんは嘆いていた。
その後さくっとボダナート(トップ画像)を見学し、ホテルまで連れていってもらってからガイドさんドライバーさんと別れた。お昼を回っていたので、ホテルの近くにあるチベット料理屋さんに入店。
まだ空腹だったので、おやつを買いに20分ほど歩いて揚げパン屋さんへ。店員もお客さんもいなかったが、奥を覗くと家族団欒している人々(おばさん、子どもx2)がいた。すみませんと声をかけると、小学3年生くらいの少女が対応してくれた。おばさんじゃないんかいと思ったが、英語でテキパキ応じてくれ、チップを少し渡すと笑顔を見せてくれた。じーんとなってしまった。
ホテルに戻って休憩。夕食に街に繰り出す。もう一度ダルバート・タルカリを食べたい。猪肉と水牛で頼んでみた。
ダル(豆スープ)、タルカリ(野菜のおかず)、アチャール(漬物)の無料おかわりを配るお兄さんに申し訳ないことに、ほとんど1回のみで満腹状態になった。ネパール料理はほんとうにうまい。まだ食べられていないヨマリ、パニプリ、何度でも食べたいモモ、チョウメン。タイで旅行を計画している時には想像もしていなかった食での満足感。。。ホテルに戻ってから、明日朝の出発に備え早く寝た。
翌朝、朝食を済ませドライバーさんの車に乗り込む。インドのニューデリー空港を経由してスワンナプーム空港へ戻る。エアインディアのチェックインカウンターで、前の客が20分くらいまごついていたことや、トランジットのニューデリー空港でも空港担当者が人手不足なのかもたついて他の旅行客が文句垂れていたことは些事である。
次の日からの仕事のことはその日に考えればよい。と思って眠った。
おしまい。
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