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教育について悩む

50歳半ばを過ぎているが、50台まではどちらかというと人に教えてもらったことのほうが多かったように思う。もちろんそれまで新人が入って指示したりはしていたが教育は恥ずかしながらあまりした事が無かった。

うちのような業界は一人神のような人間がいてその人間が仕事も 教育も経営もしてしまうようなそういう人間の下についてきた。いろいろあったが今でも彼を尊敬もしている。私にはできない。

そして、彼が去っていき私もそろそろ仕事を受け渡さざるを得ない日が近づいているのを感じる。ここで最近なれない新人教育というのを数年間経験してる。

私は子供もいないので全く若者が何を考えているのかわからないが、良い経験となったのはロードバイクでまあまあの若者と話したり走った井していること。これが無ければ今頃、とうに教育係は放り出していただろう。

娘のような子に私が20年くらい前にやってきたことを思い出してわかってもらおうとする。しかも時代が違いすぎる。

僕のころはとにかくやって覚えた。恥も書いたし馬鹿にもされた。だけどそれを踏み台にしてやってきた いやはや昭和。。。。

今の子にそれを言ってもただの昭和のおやじのたわごとにしか過ぎない。

すべてを学校のように教えて理解してもらわないといけないしかも
やさしく。

決して昭和の言葉で叱咤激励はいけない。

そしていま一人は育とうとしている。しかしもう一人が離れていった。
大事に大事に言いたいことも言えずに彼女は去っていった。

果たしてこれで良かったのか?彼女も言いたいことがあっただろうがこちらももっと伝えたいことがあって、これからだったのに。

SNSを見ると、教え方が悪い おしえる人間のせい との見解もよく見る。
でもそれは否定しない。だけど、お互い言いたいことも言えずにはたして教育って成り立つのか?昭和は偉大な先輩にとにかくついていく。先輩の言うことが100%だった。厳しいことを言われても甘んじて受けざるを得ない時代だったしそうしないと覚えられない状況もあった。

色々考えつつ今日も仕事に向かう日々。

いやあ、むつかしい時代だよ本当に。



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