見出し画像

インドで感染者が過去最多など、まだまだウイルスについてはわからないことが多いなか、ヒノはタフな林業の現場で闘える素晴らしいトラックを開発する

インドでなにがおこっているのだろう

■インドで新規感染者が過去最多水準となりブラジルを上回った。つい先々月ぐらいまでは、インド医学評議会の抗体検査の結果、抗体保持者が20%を超えていたとか、デリー首都圏では56%に上るなどという話が出ており、感染者数もグッと減少していた。自分も、インドのストロングスタイルについて取り上げた記憶がある。しかし、ここにきて状況は大きく変わったようだ。

■CNNの報道によると、ワクチン接種済みの医師ら37人が陽性となったなどとある。いずれも軽症は軽傷らしいが、インド全体でみると死者数は最も多かった9月ごろの1000人規模に迫りつつある。どういうことだろう。

■インドはもともと人口のわりには感染者が少ないイメージの国ではあった。他にも、もともと感染者が少なかったウルグアイ、モンゴル、カンボジア、などでも急激に感染者が増加している。なにかありそうな気がするけど、これという答えは見つけられなかった。

■うわさによると原因は明らかではないが、本格的なワクチン接種が始まった国で、一時的に新規感染者数が増えた国が複数みられるという。

■さてこれが果たして、偶然や気のゆるみやゆだんで説明がつくことなのか、それとも他に原因があるのか。いずれにせよ、現段階で日本でも接種が本格的に開始されていたら、これはこれでパニックになりそうなネタである。yahooニュースにもいちおうなっているようなので、これが確かな現象であるか否かにかかわらず、いずれ何らかの解明が必要となりそうである。

日野自動車、林業トラックでPROの矜持を示す

■日本の林業道はタフなコンディションである。狭く、急こう配で地面も悪い。そこを走破できる車両となると、性能が優れていることが完全に証明されており、それを実現する技術者は真のPROである、と言っていいだろう。

■産業用に管理された山林であっても、あらゆる森にアクセスに優れた道路があるわけでは無い。林業用道路の整備は、木材の採取コストを考える上で、重要な要素のひとつである。もちろん、山中に物資を運び込む場合にも同じことが言える。人里離れた山の中で工事を行う場合、車両が通れる幅・強度の作業道の整備や、場合によっては仮設橋の設置すら必要となる。ただでさえあんまり儲からないと言われている林業である。インフラ整備、機材、両方のコストが容易に死活問題に直結する。

■タフな林業の現場では、伝統的に高床でローギアードかつ四駆の小型の運搬車両が用いられてきた。しかし、近年では需要がそれほど見込めないこともあり、また、排ガス規制等の事情もあり、各メーカーは林業での使用に耐えうるスペックの車両の生産をやめてしまったらしい。

■かかる状況を嘆く当該ブログ記事は、ネットで拡散され、色々あってトラックメーカーの上層部まで伝わった。そこで、現行車でのテストを実施した日野自動車。テストの結果、旧式車両に比べてさんざんな結果しか残せなかったという。

■ここで終わらないのが、トラックのPROである日野自動車。研究と開発を行い、ついには旧式車両に負けないパワーを備えているだけでなく、抜群の取り回しにより、急カーブをもすいすい進む、日野デュトロ「吉野EDITION」を生み出したらしい。

■林業専用機械は高い。一般道でも使えるトラックで思ったよりも奥深く進めるというのは、確かに十分なニーズがありそうである。すじの通った話だ。この技術は日本の林業だけでなく、世界でも必要とされるだろうし、この話が語り伝えらえることにより、ヒノのブランドはより確固たるものになるだろう。たぶん。

いい話だなあ。

サポートまでは言いません!だって、スキ!みたいなやつなら、ただで喜ばせることが可能ですもの!