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おれは、2025大阪万博のロゴこと「いのちの輝きくん」と人類はお友達になれそう、と思ったんだが実際どうなんだろうか。とにかくネットは盛り上がった。(ネットサーフィン記2020/8/25)

もう今日は話題を選ぶ必要を感じない。万博自体どうなのとか大阪モデルとかの話はやめよう。いいね?

「いのちの輝きくん」大いに盛り上がる。

2025大阪万博のロゴが決定された。細胞を意識した赤い球体をつなげた非対称デザイン。70年万博のロゴにインスパイアされた目玉のような目玉。生命・・・こいつは生命だ!

もっとも、一見生き物の形をしていないものから生命を感じるというのは、不気味と言えば不気味なものである。

こいつの感じさせる生命は相当なモノらしく、ネットでは早速キモイとかキモイとかコワいとか賛否の声が多数あがった。生命・・・インターネットは生命だ!

とにかく、見た目が奇抜なこともあり、こいつはあっというまにネットの人気者になったといえよう。それもあふれる生命のなせる業に違いない。sugoi!

だいたいマッドなサイエンスとかでドロドロにされて肉のかたまりになった人とか、なんか人間を融合する系の悪者とかにやられた人のかたまりとかは「・・・シテ・・・コロシテ・・・」などと言うものだ。よって、あっという間に「コロシテ」がトレンド入りしたし、他にも、コワい作品を想起させる色々がトレンドに入った。

要するに、目玉のついた肉のかたまりということであろう。確かに、そのようにも見えなくもない。というか十中八九、そう見えるだろう。逆にそこまでナマナマしさを感じさせるという点はすごいと言えばスゴイ。そんなパワーのあるグラフィックが、はたしてロゴマークとして本当に使いやすいのかというのは、ちょっと気になるところである。

最終選考の5案の中から、こいつに決定されたという情報が出た瞬間、なんでこれにした?との声も多数見られた。確かに、おれも2秒ぐらいナニコレキモイと思った。

ただすぐに、こいつなんか憎めない感じのいいやつに違いないと思って、なんかかわいいと思うようになった。こいつは人類のトモダチだ、みんな信じてやって欲しい。

一つ言えることは、こいつの特徴は形がかっちり決まっているようで決まっていないことだ。発表された向きが一応あるにはあるが、見る向きを変えてみると、色々な表情が見えてくる。最大の武器でもありウィークポイントでもある目だが、これも角度次第で多彩な感情が表現できるし、なんならいっそのこと笑顔の目にしてしまうことも可能だ。そのようなファンアート?もいくつかある。

選評か何かにもあったが、こいつの形を変えて文字や数字などを表現させることは予め想定に含まれているようだ。他にも、応募の際にデザイン展開案も提出されており、それも含めて審査がされているはずなので、思いもよらない使い方が隠されているのかも知れない。

まあ、みんなもうさんざんネットで遊んでしまっているけど。

おれは向きを変えると表情が変わるのは面白いと思う。表情の変えられない人形に演技をさせる際に、影の落ち方を考えながら、顔に角度をつけて、感情を表すというのがあって、それを思い出した。

人間でも感情を表現する時って、つい表情を動かしたりしてしまいがちなんだが、見られる角度をコントロールするほうが派手過ぎなくて良かったりすることもある。まあ「いのちの輝きくん」にあんま関係ないはなしかも知れないが。

ただ、実はこいつはただのロゴマークで、公式キャラでもないし、名前もついていないという問題がある。当初から「いのちの輝きくん」とか「コロシテくん」とか言われていたので、こいつにはどうやら名前がないらしいというか、どうもマスコットキャラじゃないらしいぞ、という事実をおれが認識するのにも結構時間がかかった。おまえ、ただのマークだったのか。

おれは、こいつのぬいぐるみとか立体が出たら家族に黙って絶対買おうと思ってたんだが、ロゴの立体物は出るのだろうか。それだけが心配である。

いやまあ、インパクトのあるデザインでネットで話題になる狙いとして、今の時代はこれでいいみたいな意見もあって、それもそうなんだが、というか、普通にかわいい。かわいくない??

一説によるとそう思うおれとか、このロゴを作った人とかはすでにこの「いのちの輝きくん」が脳内に住んでいて、完全に支配されている、ということらしい。こわい。まあ別に今んところ困ってないからいいか。


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