土【問題あれこれ】22/53

毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。

4月は 全体を通して
note 記事の個人的なテーマが

「新しい試みと生きる」です。

新しい試みというキーワードを念頭に、

土曜日は、
主に最近気になったことや
社会問題などに関しての内容になります。

今日も書いていたら
長くなってしまいました。

お時間ある方は、ぜひ。

気になる事は、

おおよそ
あげていけばとキリがないですが、

ニュースを見ていて

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d0e174acba4647ff09caee58f437b39faffbe9d

こんなのがありました。

マンションの管理会社が実際の損害よりも多く水増し請求して
利鞘を抜くというスキームがあるという内容です。

重大な不正ですが
結構 耳にしないからには何かあるのでしょう。

マンションは、
私は買うお金もないので

購入には縁がないものの
いつも傍目にすごいなーと思っていまして。

マンションがいい悪い
賃貸がいい
持ち家がいい

これらはケースバイケースで
最適解が異なるため

いい悪い

はないと思うので、
さらっと読んでいただければと思いますが、

例えば

マンションの修繕積立金について

https://www.mlit.go.jp/common/001287053.pdf

上記が

国土交通省がまとめた
「平成30年度マンション総合調査」結果からまとめた資料で、

普通にWEB公開されているのですが。

7ページに
2019年時点では

25年以上の長期修繕計画に基づき
金額設定をしているマンションは、
53% とあります。

半数は、長期の「計画」すら
そもそも立てられない状態にある。

もしかしたら
誠実だからこそ長期計画を立てないのではとも考えてしまう内容でして。

9ページでは
35%のマンションで計画より積立額が不足しており、

7割のマンションは
「段階増額積立方式」(要するに段階的に金額が増えていく)を採用しており、

最初の1ページに戻り、
マンション居住における「世帯主の年齢」を見ると、

築年数によって割合は異なるものの
概ね平すと、60代・70代で約半数を占め、

当然
高齢化の割合は増加傾向にある。

少子高齢化なので
多くの集合住宅において居住されている方々の
平均年齢は急激に上がっていきます。

そうなると、
最終的に介護システムと同じような結末が見える気がするのですよね。

1:
現役世代にマンションの大規模改修費用の負担増を捻出してもらう方式。

2:
マンションの大規模改修の質を落とす方式。
(または 先延ばし)

などに

ならざるを得ないのではないか?
と感じます。

空室率が高かければ高いほど、
居住集団としての維持機能が落ちていきます。

生き物と同じで新陳代謝できるかどうかの話しなのですが、

そうなると
もし自分が営業マンで
そのマンションを販売や仲介などする立場だったとして

果たしてどこまで本当の情報を出すのだろう?
と思うには思うのですよね。

ここは
前回書いた「都合」の話しです。

重要事項に説明責任があっても、
気にならないように重厚な説明をしないことは
ポジショニングとしては十分にできる気がするんです。

なんか

大きな建造的 姿 をマンションに見ながら、
都合が絡み合っているなー と

思うんですよね。

あくまでも一個人の感想です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431611000.html


消滅可能性自治体の話しも出ていますが、

2020年~2050年の30年で 
20歳~40歳の女性が50%以上少なくなる自治体のことのようですが、

どこを残して
どこをなくして

自治体としての機能集約をどのように図れるのか、

の方が

闇雲にインフラの修繕に取り掛かるよりも
はるかに重要なことは多分みんなが思っているところだと思いますが、

コミュニケーションの方法が
言語と文字ができて何千年経とうが未成熟ということなのでしょうね。

これからは
時代が一巡して

もう一回

意思疎通関係のある好意的なつながりで作る、
スモールコミュニティなどの方向性で進むことができた自治体のほうが

融通が効くんじゃないかというような気もします。

本当に知恵を出せば、
日本人は拡張するより、

うまく縮む方に
含蓄が深いような気がするのですが、
どうなのでしょう。

日本の魅力が世界に広まる事は
大いに良いことだと思いますが、

国内においては
住んでいる国のあり方が小さくなることを、
朽ちていく建物とインフラを見ながら考えてみるのも

令和ならではという感じなのかと
感じますね。

サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。