6本目:百万円と苦虫女

会社の人に勧められて見ましたが~!!!
自分の観た作品の中で「ああ、大切にしたいなあ」と思うほど
好きな作品でした!!

主役は22歳の蒼井優さん!
めっちゃいい。
やっぱり声がいいな~
あと、この年齢独特の少女のような女性のような肉付きといいますか
絶妙な細さなんですよね、
色も白いし、透明に見えちゃうわほんま。

ひょんなことから警察沙汰に巻き込まれて
前科もちの女になってしまう、蒼井優さんが演じる鈴子さん。
そこから100万円たまったら土地を移動する
という奇妙な生き方を始めます。
弟は学校ではいじめられていますが、姉弟仲はよく
手紙を書くことを約束して出てきます。

この寂しそうな目の弟見覚えあるな…と思ったら
流星の絆でニノの子役やってた子やんっていう…
はよ幸せになって…
流星の絆、再放送して…
Wikipediaみたら、高校三年生のときにでき婚しててかなりびっくりしました。
俳優さんは継続されている模様。

戻ります。
まずは海の家。
誰も自分のことを知らない土地に行きたいのに
おるうちに色んな人が自分を認識するようになるんですよね。
女子やからなのか、鈴子さんが可愛いからこうなるのか。
ここでかき氷作りを褒められて、
あんまり役に立たない得意技だけど、見ているこっちからすると
なんだか鈴子が認められたような気がして少し嬉しくなる。

100万円たまってつぎは山に移動。
桃農家です。
ここではピエール瀧でてくるし、笹野高史さんが喫茶店のマスターやし
わきを固めてるかたがすごい。
知ってる人ばっかりでてくる。
ここでは桃狩りが上手と褒められ、
実は鈴子は器用な女の子なのかな、そうだといいなと思う。
ピエール瀧の謎の距離感にドキドキしたり、
村には村の時間の流れというか、いいところも嫌なところもあって
鈴子は山を卒業。

次は東京から特急で1時間ほどのところに。

ここで森山未來と出会います。

どことなく惹かれ合い、そうなるべくしてのように
二人は付き合います。

二人の話すシーンで
森山未來が「自分探しみたいなことですか?」と聞くんですよ。
そうするとね、鈴子さんは
「いや、むしろ探したくないんです。探さなくたって、嫌でもここにいますから」
って。
ここでね、すんごい気が楽になるんですよね~
探さなくても生きてるだけで自分なんやなって。
転々とすることで分かることもあって。
自分だけが自分を見つけられるわけじゃないし
他のひとから与えてもらえる自分もあるわけです。
普通に過ごしているだけで、自分は自分。
ああ、ゆっくりしようって思えました。

弟くんとのシーンにじんわりしたり
森山未來の不器用さに応援したくなったり
鈴子さんがドーナッツをかじってでてくるシーンに少女漫画か!
とツッコミたくなったり
でも最後の最後の「来るわけないか」で一気に
あ、鈴子の人生やった…
って思う。

少女漫画とリアルのバランスが非常によかったです。

もうなにより蒼井優可愛くて仕方ないのよ!!!!!
ちっこくなる体育座りも、
大きく寝転がってる姿もどっちもなにしてても
可愛いんよ!!!!!!

ああもうこのころには戻れないのか
と寂しくて心震えるけど
人生気楽にいきましょうや、自分は自分やもん
と寄り添ってくれる映画です!!

色んな人にオススメしたい大切な映画になりました。


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