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色のもつ力

私は20代の頃 
乙女チック全開なインテリアが大好きだった

プードルのアクセサリー入れや
ムートンのふわふわしたクッション
パステルブルー色したものにめっきり弱く
フランフランのインテリアにどはまりで

東京の中野区に住んでいた時は
よく雑貨屋さんめぐりを一人で楽しんでいた

高円寺で見つけた アンティークな時計は
今でも電池交換をして使っている

どんなものが乙女なのか 人それぞれだと思うが
私の中では リコットというお店がそうで
とても憧れを持っていた

そんな「かわいい」の中心だったリコットだが
北海道に住んでいる今現在は
元からあるものを 上手に使えば
そんなに悪くないと思っている

もよう替えだって パッと見 面積の大きい
布団カバーやカーテン
カーペットなど新調すれば ずいぶんと印象が変わる

高校の美術の授業で
先生に 「あなたは 田舎の色を知っているね」と
魚のデザインをした作品を見て
田舎出身だと言うことが伝わった事があった

「恵庭市の中でも 田舎のほうだね」と言い当てられ
色の持つ意味やパワーは
大げさかもしれないけれど
人生を表してるのかと ただただ驚いた

その先生は こうも言っている
「色は勉強すれば身につくもの」
そうか それならば心配はいらないなと安心したことを
今でも覚えている

好きな傾向は 変化していく
その時 その時の色には無意識でも
選んだ理由があるのだなと
新しいスマホケースを白にした私は
白のもつ 再スタートや浄化という意味を
ふっと思い出した


使用画材:デジタル

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