見出し画像

【隙間時間に知識UP】自社ECにおけるクラウドファンディングのメリットとデメリット

こんにちは、ワンゴジュウゴECソリューションの営業担当です。

最近、クラウドファンディングという言葉を耳にすることが増え
ユーザー様より自社でも実施したいとのお声を頂くが機会が増えてきました。

しかしそもそも自社サイトでクラウドファンディングできるのか、できたとしてもメリットが何なのが疑問点が多くあるかと思いますので
今回は自社ECを利用してクラウドファンディングをするメリットとデメリットを紹介したいと思います。


クラウドファンディングとは

まず一般的なクラウドファンディングとは、多くの人々が少額の投資や子育て支援プロジェクトを実現させる仕組みのことで、
支援を受けた発案者が支援金を使用しプロジェクトを実現していくといったことをイメージです。
通販サイトにおいても、この手法を取り入れることで商品やサービスの開発、販売拡大、ブランド力向上などに活用することができます。

クラウドファンディングは自社ECでもできる?

結論できます!

しかしマクアケのようなクラウドファンディングに特化サービスに比べるとあくまでのECサイトとなりますので、商品への導線や見せ方などで実現できないことが発生してしまいます。

クラウドファンディングは新しいプロジェクトを実現するための素晴らしい手段の一つですが、ECサイト運営者としてはメリットやデメリットも理解しておかなければいけません。
そのため、ここからは、クラウドファンディングを実施するうえでのメリットとデメリットをいくつか紹介したいと思います。

メリット

1.資金調達の多様化


通販サイト経営者が新しい商品やサービスを展開する際の資金がネックとなることがあります。
しかしクラウドファンディングを利用することで、多くの支援者から小額ずつ資金を調達でき、リスクを分散することができます。

2.継続的なファンの形成


クラウドファンディングは支援者と事業者とのコミュニケーション場でもあります。
ECサイトは顧客とのコミュニケーションが重要で、クラウドファンディングの成長コミュニティは継続的なファンや顧客獲得を築く助けともなります。

3.市場調査にもなりうる


クラウドファンディングは同時に市場調査の手段ともなります。
事前に商品やサービスに対して支援を募るためユーザーが本当に求めているのかを把握することができ、今後の事業展開で予測がしやすくなります。
また、支援者は商品やサービスに興味を持ちますので、ECサイト自体における顧客拡大にもつながります。

デメリット

1.告知や集客を自社でしなければいけない


まず、自社ECでクラウドファンディングを実施するということはある程度の知名度があり継続的に購入して頂いているユーザーがいることが不可欠です。
上記を構築している中で実施してしまうとそもそも支援者が集まらず
プロジェクト自体がなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
また、支援者への周知(SNSやメルマガ、バナー広告など)あらゆる手段を検討し多くの人に知っていただく必要があります。


2.支援者からの期待値が大きい


支援者はプロジェクトに対しての期待から支援を行いますので購入前から支援者の期待は大きくなってしまい、その期待に応えなければなりません。
しかし、支援へのリターンについても現実的で実現可能なものにしなければ、プロジェクト全体の進行が難しくなってしまうこともありますので、
全体の透明化や定期的に進捗状況や問題点を更新しなければいけません。

3.運営負担が増加


通常のサイト運営に追加で、クラウドファンディングの企画、実行、支援者とのコミュニケーションなどが業務として発生します。 
そのためクラウドファンディング用のプロジェクト担当者やサポート体制をしっかりと確保し、通常業務への影響を考慮することが非常に重要となります。
そのため、もし体制が整えらず、通常のサイトの運用が疎かになってしまうとブランド自体の評判が下降してしまうため、計画的かつ効果的な業務分担への取り組みが必要になります。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
クラウドファンディングは、新しいビジネスの可能性を広げるとして非常に価値がありますが同時にデメリットも存在します。
また、プロジェクトの明確な設定(新商品の開発や既存商品の改良、限定版商品の販売)や魅力的なリターンの提供(通常の販売では手に入らない特典を準備する)など成功するうえでの検討事項は多くあります。

そのため、皆様がクラウドファンディングを実施する際に少しでもこちらの記事を思い出して頂ければ幸いです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?