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最近のSNSを見ていて思うこと(誹謗中傷について)

こんばんは。もしかしたらおはようございます。こんにちはかもしれません。

なるこです。

今日は最近のSNSを見ていて思うことを書いていきたいと思います。

この記事を読んでもらう前に前提として頭に入れておいて欲しいことがあります。

それは誹謗中傷はいけない行為で、私はその前提の元、今回の記事を書いているということを理解した上で読んでいただけると幸いです。

というのも、最近のSNS上では文字数が限定されていたり、表現が足りなかったりすることが原因で意図したことではない内容として読み手に伝わり、発信者を叩きまくるということが大変多いからです。

noteでは文字数や表現の不足による誤解を招く可能性は非常に低いですが、この前提なしに読んでしまうと、誹謗中傷を容認しているという風に捉えられかねないので、最初に書かせていただきます。

SNSとは

SNSとはSocial Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略です。Social(ソーシャル)=社会的な、 Networking(ネットワーキング)=繋がり・通信網を提供するサービスということですね。TwitterやInstagram、FacebookやLINEなどがそうです。

SNSでの誹謗中傷について

最近、話題の誹謗中傷。

まぁインターネットの世界では昔から問題視され続けてきた話題ですね。

ではなぜ、今になってこんなにも問題になっているのか。

そうですね。ご存知の方も多いと思いますが、人気リアリティショー「テラスハウス」に出演されていた女子プロレスラー木村花さん訃報の件です。

そのことについては後の記事で触れますが、個人に対して誹謗中傷が殺到していたという事実があります。

木村花さんの訃報を受け、多くの著名人がTwitter上で様々な意見を示しました。

また、著名人だけでなく多くのTwitterアカウントでも同様のTweetがされました。

誹謗中傷とは

そもそも、誹謗中傷とは「誹謗」と「中傷」を合わせた言葉です。

誹謗:他人を悪くいうこと。そしること。
中傷:根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること。

では、批判、非難とは何が違うのでしょうか。

批判:1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。
2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。
3 哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。
非難:人の欠点や過失などを取り上げて責めること。

いずれもコトバンクから引用させていただきました。

おそらく、しっかりと分別できている人は少ないのでしょうか。

日本語が示す意味として一番道徳的に良しとされるのが批判でしょう。

よくネット上で政府批判や安倍総理への批判としてSNSで発信している人がいますが、その多くは批判ではなく、誹謗や非難、そして中傷です。

誹謗中傷はなくならないのか

ハッキリ言うとなくなりません

まぁこれは現在の法制度ではということなので、日常生活が非常に窮屈なものになるくらいの法整備が為されればなくなる可能性はあります。

しかし、そうなると言論・表現の自由は失われてしまう可能性は非常に高いですね。民主主義国家ではなくなっているでしょう。

なので現状ではなくなりません。

だって考えてみてください。法律があり、刑罰があるにも関わらず殺人はなくなりません。その他の犯罪に関しても刑罰が存在しているにも関わらず、殺人同様になくなりません。

つまり、法律の観点から見た、頭のおかしいは一定数必ず生まれてくるということです。

また、違法なことを悪と定義した場合、頭のおかしい人の中には一定数、悪を悪と認識できない人がいます。

そのような人にいくら呼びかけても意味がないということですね。

誹謗中傷をした人に対する動きに対する違和感

私が最も違和感を覚えるところです。

民事法に違反しない限り、民事裁判を起こしても法に裁かれることはありません。

しかし、最近のSNSを見ていると私刑を行うことは当然で、正義であるという考えの人が多いように感じます。

法治国家である以上、悪(違法なこと)は法律によって裁かれます。

民事は「私的自治の原則」により、公序良俗等に反しない限り、当事者間で自由に合意や和解をすることができます。

そう、「当事者間」で行うことなんですよね。

にも関わらず、あまりにも外野が民事罰以上の罰を与えようとしすぎていると私は思います。

持論・自衛すること

そもそもいくつもの匿名アカウントを所有できる無料サービスを使っているにも関わらず、あまりにも運営側にサービスを求めずぎていると思います。

金銭を払うことなくサービスの向上を求めるというのはいかがなものなのでしょうか。

そんなものは実社会では存在しません。何かしらの方法で間接的に金銭を支払っているから成り立つのです。

とするならば、海外旅行に出かけて、自衛の術を何も持たずに犯罪率の高いところに行き、犯罪に遭って文句を言うという感じでしょうか。

誹謗中傷が横行しているところに自ら入っていき、誹謗中傷を受けて騒ぐというのはあまりにも頭が悪いと思うのは私だけでしょうか。

有料のインターネットサロンや、有料のファンサイト等を作り、使用すれば規約を作ることができるため、規約違反をしたものを排除することができます。

なぜそうしないのでしょうか。それは結局、無料でファンを増やせる、金儲けができるということを期待しているからなのではないでしょうか。

既存のサービスを使用するということは、そこにいる他のサービス利用者と共存するということです。もちろんそれは誹謗中傷している側にも言えることですが、先ほども述べたように頭のおかしい人は必ず生まれてきます。

自衛する必要がある世界である以上、自衛できない人間が馬鹿を見るのは目に見えているのです。

そもそもTwitterやInstagramを使用しないということも自衛の一つであると思います。公式として使用していない著名人の方も多くおられる中で、匿名アカウントを作ることが許されているサービスを選び、現状誹謗中傷があるというサービスを選んだのは本人です。

苦言を呈する前に考えることがあるのではないかと私は思います。


まとめ

この件については様々な意見があると思います。

この記事を読んで気分を害した方もおられるかと思います。

冒頭でも述べたように、私自身も誹謗中傷に関してはいけない行為だという認識でおります。

しかし、事実としてSNS上から誹謗中傷はなくなっていないのです。

誹謗中傷のない世界を夢見て書かせていただきました。

コメントは大歓迎です。「私はこう思う」「あなたの言っているここがおかしい」といった部分があれば遠慮せずにコメントしてください。

それに対して、議論することがあっても、攻撃することは致しません。

よろしくお願いいたします。



後半は感情的表現が増えたかなと自分でも思いつつ、書き殴ってそのまま掲載することにしました。拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2020年6月15日 vol.14

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