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HONDAのコピーライトから学ぶ挑戦する心

こんばんは。もしかしたらこんにちは。おはようございますかもしれません。

どうもなるこです。

今日はHONDAのキャッチコピーの中から、『負けるもんか。』というものを取り上げて、そこから挑戦する心の持ち方について書いていきたいと思います。


『負けるもんか。』とは

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がんばっていれば、いつか報われる。持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。けれど、それがどうした?スタートはそこからだ。技術開発は失敗が99%。新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。さあ、きのうまでの自分を超えろ。きのうまでのHONDAを超えろ。    負けるもんか。

これは2012年にHONDAが出した広告です。

いやー、読んでいるだけですごく気持ちが高まるような文章ですね。

どこかの成功者が言いそうな言葉から始まり、すぐに全否定。

そして現実ではよくあると言い切る。

しかし後半は全く逆。それがどうした?と一蹴する。

そして最後はそれまでの文字とは比較にならない大きさで強い意志を示す。

『負けるもんか。』と。

これがホンダが2012年に広告として出し、TV CMも流した中のものです。

そして、その年のACC(全日本シーエム放送連盟)の2012年第52回ACC CM FESTIVALで総務大臣賞?/ACCグランプリに選ばれました。

CMもYouTubeから載せておきます。


『負けるもんか。』から学ぶこと

このキャッチコピーを見て感じて欲しいこと、考えて欲しいことがあります。

それはコピーの中にもあるように頑張っていれば報われるわけではなく、持ち続ければ夢が叶うわけでもないと言うことです。

だからここでもそんなのは幻想だと続きます。

ほとんどの人の努力のほとんどは報われないでしょう。

ほとんどの人が小さい頃に描いた夢を叶えられないでしょう。

現実の世界ではよくあることだ。とあるように現実の世界ではほとんどの人がそうで、また、ほとんどの人がそれを感じ、分かっていると思います。

生きていくということは、本当に大変なことですもんね。

お金はかかるし、そこに結婚もして子どももいたら大変です。

夢だけでは生きていけませんし、飯も食えません。

だから人は大人になるにつれて夢を諦め、夢を変え、今を見つめて将来を考えて生きているものです。

ですが、このコピーはそこでは終わりません。

それがどうした?といわば、喧嘩腰かというような口調で問うてくるのです。

スタートはそこからだ。と言ってくるのです。

そう、夢は諦めるかどうかのラインに差し掛かったところからがスタート地点なのです。

技術開発に限らず、新しいことをやればほとんどが失敗にします。

そこで諦める人がほとんどですが、腹が立つ人は次のステージに行きます。

寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。そう。そうなんです。

世の中には、大した努力もせずに成功していると思われている人はたくさんいると思います。

あの人は運がいい、あの人は才能がある、あの人はすごいから。

関係ないですよね。

最後にくる『負けるもんか。』という言葉は自分自身にも、そして上であげた「あの人」にも絶対に負けないという強い意志の現れだと私は解釈しています。

コピーとともに自分自身と向き合ってみる

過去の自分に問いかけてみてください。

本当にお前はやり切ったのか?と。

寝る時間、食う時間、惜しみましたか?

常に昨日までの自分よりも成長し続ける努力をしましたか?

世の中というものを自分で決めて、自分で自分を納得させていませんか?

これだけやったから、あれだけやったから、自分には無理だったんだ。

本当にそうだったのでしょうか。

自分自身に問うてみてください。

まとめ

私はこのコピーがとても好きです。

理由は現実を見た上で、現実はこうだと理解した上で、それでも自分のやりたいことに対して貪欲に取り組んで、努力は報われるものに、夢は叶うものに変えてやるという強い意思を感じるからです。

綺麗事を並べるわけでもなく、現実の惨さを語るだけでもなく、現実を受け止めた上での言葉が私の心に刺さりました。

これを読んでくれている人が学生か主婦か会社員かは知りません。

ですが、時間のある時にこのコピーを読み、自分自身と向き合ってみることをオススメします。

きっと答えはありません。

私自身も答えを見つけられないままにいます。

2012年にこのコピーに出会ってからずっと。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回も何が言いたいのか分からない文章になってしまいました。

毎回、書き殴っているだけのnoteにスキやコメントをいただけていることには感謝しかありません。


2020年6月4日木曜日 vol.13

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