キャリアの9割が人との繋がりで決まる?
昨日旦那さんが、画面の相手に向かって『恩人』と話してるのを聞いて、仕事は人と人との繋がりだなと感じました。
独立してクライアントがゼロの時、それでも私に頼ってくださった方々がいるから今の私があります。それより以前は、転職の時、海外勤務の時、節目節目には誰かの存在がありました。その方のお陰で達成できた、チャンスを獲得できたということが少なくありません。自分を引き上げてくれるのも、自分を信じて任せてくれるのも全部人なのですよね。
仕事を早く正確にこなすこともスキルアップももちろん大事ですが、人との繋がりをいかに大事にできるかもキャリアにおいてはとてもとても大事です。
以前、仕事がうまくいってる人数人に仕事がうまくいく秘訣を聞いたことがあります。口を揃えてこう教えてくれました。
キャリアにおいては自分を引き上げてくれる人が必要です。そのような人をスポンサーと呼びます。スポンサーについてもっと知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
外資系証券会社に勤務していた時、新しい上司がやってきました。上司が何度も変わることは先日のブログでも書いた通りです。
ある時、オーストラリア人の上司から、アメリカ人の上司になりました。彼は、元々アメリカのオフィスで4〜5名程の小さなチームのマネージャーだったと言います。突然の人事異動で、香港へ引っ越し私の上司になりました。新しい業務は専門分野外。なのに日本、香港、シンガポールをはじめ8カ国に散らばる総勢40名程のチームをまとめることになりました。
この人事が良かったかどうかはさて起き、彼を小さなチームのマネージャーからAPACのヘッドに引き上げたのがスポンサーです。
ご縁とは結局人が運んでくるもの。ふっと沸き起こるものではないのですよね。一人で必死に頑張ったからと言ってうまくいくとは限りません。仕事ができてもチャンスを掴めるとも限りません。むしろ、『どうしてあの人が?』という人が昇進したりします(笑)。
スキルアップも大事だけど、スポンサーを嗅ぎ分け味方にする力がものを言うと言っても過言ではないと思うのです。
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