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片づけの魔法が使えないダンジョン

今回は、わたしが約3ヶ月前に会社に対して行った、「とある提案」についていろいろと考えることがありましたので、双子ワーママ的視点でまとめたいと思います。

業務効率改善のための「片付け」提案

わたくしは、去る6月のとある日に、勤務している会社に対し、業務効率改善のための全社的な「片付け」の提案書を提出しておりました。

提案の概要は、以下のようなものです。

所属部署のみならず、全社的に社屋内の清潔度が低く、書類が収納崩壊を起こしており、大変雑然としている。(床に物が置いてあったり、書棚の上にまで書類が積み重ねられていたり)視覚から得た情報が氾濫することにより、社員の脳内ワーキングメモリの過剰消費・認知的負荷が生じ、社員の知的生産に悪影響となる。ノウハウはこちらにあるので、有志でプロジェクトチームを発足し、最適化を行いたい。ついては、実施段階で人手が必要となるためバックアップを依頼したい。
最適化の結果、新規事業提案などアイディアを要する業務に貢献できる。

認知特性と認知的負荷

アート系の仕事をしている人などに多いのですが、視覚からの情報が脳内にインプットされやすい認知特性を持っている人がいます。視覚優位者と言われます。

特に視覚優位者は、目の前の光景がとっちらかっていると、頭までごちゃごちゃしてしまいます。まずは片付けから始めてしまう人もいます。

視覚優位者だけではなく、人間は視覚から大量の情報を得ているため、視界がごちゃついていると脳のワーキングメモリはすぐ過負荷状態になってしまいます。

要は、「目の前がスッキリしていると、頭もスッキリする」ので、知的生産に多くのエネルギーを使える、と言うことですね。

提案の結果

会社からの返答

業務環境の最適化は、効率化につながることは認めるが、片付けは部署で勝手にやってください。(会社は知りません)

…ちーん…

なぜだ?

なぜ、業務効率が上がると認めていることをやらないのだろう?人手がいることなので、ひとりではできないんだよ…。

実際、わたしは動線に沿った自宅の収納改善や、グルーピングなどによって、ものすごく自宅での家事を効率化できた経験があります。現在、双子の男児がいながらフルタイムで働けている要因のひとつに、収納改善があるんですね。

それに、見た目がスッキリすると家も気持ち良いし前向きになれます。掃除もしやすい。

職場の環境を最適化して、掃除なんかはぜんぶロボットにやらせればいいのに。そうすれば、今の清掃員の方にはもっと生産性の高い仕事をしてもらえるのに…。

ちなみに

わたしは、メイク道具・スキンケア用品一式は、実はキッチンに置いてます。一番自分の滞在時間が長い場所なので、朝のメイクなど隙間時間を駆使して行うためです。

ちょっとの工夫で大きな改善、会社でもやってみたかったな…。(本業がんばれよ…)

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