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#146 誰でもできることを誰よりもやる

僕は飲食業界で30年以上続けてきた経験から、一つの確信を持っています。それは、成功には特別な才能や特異なスペックは必要ないということです。成功の鍵は、「誰でもできることを誰よりも徹底的に行う」ことにあると思います。少し手間のかかることや気配りが必要なこと、一般的には「面倒くさいと」思われるような仕事をしっかりと実行できる姿勢は、本当に素晴らしいことだと思います。誰もができることを実行できない(または実行しない)人は多いものです。できることをやらない人はたくさんいます。だからこそ、続けられることは本当に素晴らしいことだと思います。結果を出せない人々は、基本的なことを当たり前にできていないことが多いです。例えば、ちゃんと挨拶ができない、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない、嘘をつくなど、当たり前のことができないことがほとんどです。人は周囲の環境やコミュニティの空気に影響を受けやすいので、その環境や周囲の人々の基準に従うことがあります。
#人は環境に左右される

当たり前を当然に


当たり前のことを当然のように実行することが、僕が大切にしてきた価値観です。飲食業の日常業務は、基本的なことばかりですが、これらの当たり前のことを常に徹底的に実行することが、お店の成功につながると考えています。例えば、トイレの清掃や調理台の片付けなどは、誰もが嫌がるかもしれませんが、このような嫌な作業も進んで実行する姿勢が重要です。お店の清潔さは、お客様にとって印象的な要因の一つです。そのため、嫌なことでも笑顔でこなすことが大切です。
#トイレ掃除は僕の日課

特別なスペックは不要


僕は天才ではなく、特別なスペックを持っているわけではありません。しかし、これが逆に僕の強みとなっています。なぜなら、凡事を徹底することが重要だからです。当たり前のことを当然のように実行する姿勢こそが、成功への道だと信じています。何かを続けることは確かに難しいですが、飲食業は日々の積み重ねが重要です。難しいことを継続する姿勢こそが、お店の成長につながります。続けることの難しさこそが、成功への挑戦なのかもしれません。飲食業の成功には、特別なスキルや特異な才能は必要ありません。誰でもできることを誰よりも実行することが大切です。その当たり前のことができるかどうか、それが差別化の要因となります。日常の小さなことでも、誰にでもできることを誰よりも実行し続けることが、真の価値だと考えます。
#平凡な人間

当たり前のことが、大きな違いを生む


経営の大家であるパナソニック創業者の松下幸之助氏や、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏は、「凡事徹底」という言葉を座右の銘としていました。これは、特別なことではなく、ごく普通のことを徹底的に行うことを指します。つまり、成功するためには、当たり前のことを当たり前にできるか、徹底的にできるかが鍵となるということです。松下幸之助氏は、取引先の企業を訪問した際、経営がうまくいっているかどうかを瞬時に見抜けたというエピソードがあります。その理由は非常にシンプルで、一つ目は従業員の「挨拶」、二つ目は職場の「整理・清掃」、三つ目はトイレなどの「清潔さ」でした。「挨拶」を交わすことでコミュニケーションの円滑さが増し、整理・清掃を行うことで職場の雰囲気が爽やかになり、また清潔さは心地よさを提供します。要するに、当たり前のことを当たり前にできるかどうかで、店の経営状態が見えるというのです。
#凡事徹底

まとめ


飲食業は、日常の積み重ねによって成り立っています。当たり前のことを当然のように、嫌なことも進んで、毎日の練習を惜しまず、徹底的にこなすことが成功への近道です。特別なスキルや才能がなくても、誰でもできることを誰よりも実行し続けることで、素晴らしい結果が待っています。成功とは言わずに、お店を大切にし、仲間を大事にし、お客様を幸せにすることが、飲食業の真髄だと考えます。
#続けるって難しいよね

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