見出し画像

#305 VUCA(ブーカ)時代のOODA(ウーダ)ループとは

僕たちは日々、無数の選択を迫られます。
日々の仕事でA案、B案どちらが良いかと聞かれることもしばしばです。
専門外のことで選択を迫られることも少なくありません。リーダーとしての日常は、正解のない迫り来る問題との格闘です。多くの場合、無意識のうちにすぐに答えを出そうとするものですが「本当にそうなんですか?」と問い直すことは少なくありません。「なぜそう思うのですか?」と深掘りすることで、新たな視点が見えてくることもあります。
#一緒に考える

新型コロナウイルスの流行や、地球温暖化に伴う気候変動や異常気象、台風や地震といった災害など、予測が困難な事象が次々と起こっています。
また、日本や先進国では、少子高齢化が深刻な問題として取り上げられています。
働き方においても、従来の日本の企業では当たり前だった終身雇用や年功序列といった制度もなくなりつつあり、人材の流動性も高まっています。
これらの事象が今後、世界や日本社会、個人にどう影響を及ぼしていくか、全てを見通すことは難しいと思っています。
#難しいよね

正解のない問いへの対処法


世界中どこを見ても解決されていない問題が山積みです。僕の話でいいますと「他社に貢献しつつ、ビジネスとして成立させる方法は?」や「少子高齢化の中で、地方の皆さんが幸せになれる事業承継とは?」など、簡単に答えられる問題ではありません。

「後悔しない選択をしよう」

とよく言われますが、僕はそれが非常に難しいと感じています。選択後にもっと良い選択肢が現れることも少なくないからです。
結果が出るまで分からないことも多いのが現実です。
だからこそ、僕たちにできるのは、「後悔しない選択をする」ことではなく、その時々における「最善だと思う道を選ぶ」ことだと思います。
#問題が山積み

知識と仮説思考の重要性


知識が豊富であれば、持っている情報の「引き出し」と合致する可能性が高くなります。
引き出しの内容を補いながら話を聞けば、多くを聞かずとも理解することが可能です。
常に相手に興味を持ち、情報収集に励むことが大切です。分からないことがあれば、すぐに調べる癖をつけたほうが良いと思います。
また、「おそらくこうなるだろう」と仮定して思考を進める仮説思考も、限られた情報から最も確からしい答えを導き出すのに役立ちます。
#わからなければすぐにスマホで調べる

VUCA(ブーカ)時代の新たな常識


テクノロジーが急速に進化する今、変化が激しく先が読めないVUCA(ブーカ)時代を迎えています。不確かな時代にただ流されるのではなく、未来に目を向けながら主体的に動くことが重要です。
VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉です。
一言でいうと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。
これらの要素が経済やビジネス、個人のキャリアに複雑さをもたらしています。
#VUCA

OODA(ウーダ)ループ


業務改善で知られる「PDCA」の代わりに、VUCA時代に適した「OODA(ウーダ)ループ」が注目されています。OODA(ウーダ)ループは、観察(Observe)、状況を理解する(Orient)、決める(Decide)、動く(Act)の頭文字を取った言葉で、この手法は元々軍事用語として使用されていました。
計画から始めるPDCAと異なり、OODA(ウーダ)ループでは観察と状況判断が重視されます。予測不可能な状況でも、的確に状況を判断し、柔軟に対応することが求められます。
#OODA

VUCA(ブーカ)時代には、予測不可能な事象が頻繁に発生しています。そのため、個人としても、チームや組織レベルでも、OODA(ウーダ)ループを効果的に実行できる柔軟な対応能力がこれからは不可欠です。今までの「常識」が「非常識」に変わり、新たな「常識」が形成されつつあるこの時代に、柔軟かつスピーディーな意思決定が求められています。
#飲食店


よろしければ、サポートお願いします。 自分のモチベーションアップのためと、今後のためにインプットに使わせて頂き、またアウトプットできればと。サポート頂いた方へはちゃんと返信させて頂きます。