コロナでことごとく中止になる部活動の大会 でも残っている大会も…
連日のコロナの感染者数の増加で、
地区の部活の1年生大会が中止になりました。
あっという間の決断だったようです。
でも、協会主催の選抜選手を集めた大会は、生き残っています。
2月はこれらの大会などが続いているため、
土日は本当に休みがなくなります。
2020年、コロナで様々なものが中止になった時に感じたことなのですが、
コロナに乗じて「めんどくさい」と感じていたものの多くに対して、
「コロナだし、中止だ!」
「あれも、これも、今年はやめとこう!」
教育の現場においては、結構多かったように感じます。
今回中止になった1年生大会についても、
以前からその競技を取りまとめ、運営している先生方の間で、
「手間がかかるし、なくてもいいんじゃない。」
なんて発言を何度も聞いたことがあります。
感染症対策という第一の優先事項ももちろんありますが、
本当は単に自分がめんどくさかっただけでは…?
もちろん、運営はすごく大変なので、その「気持ち」を否定することはできませんが…。
現高校1年生の子たちについては、結果的に部活動の最後の大会は、
何らかの形で実施してあげようと動いたので良かったのですが、
その中で無くしてしまった活動や行事は多かった気がします。
私自身は、
校内の行事や遠足、修学旅行に関しては、
何とか3年生のため、
そして受け持っている学年の子供たちのため
と考えてできる限り動いてきました。
突然中止になるとわかっていても、
詳細な計画を出し、万全な感染対策をし、
前日になって中止、
そんなことも何度もありました。
でも、中止になってこれまでの努力が無駄になってもいいんです。
チャンスがあれば、
少しでも経験させてあげたい。
周りはそんな私を見て、馬鹿だなと思っていたと思います。
職員の温度差を身をもって感じました。
でもいいのです。
特に受け持っている子たちは本当に大切な大切な子たちなので。
無くしたものを、元に戻すっていうのが
いかに難しいことかってわかっているのかな。
手間がかかっても、
そこで見る生徒の喜んだ顔とか、
教員として、生徒との絆が強くなる瞬間とか、
この仕事を行う上で一番の原動力であり、
自分はそれが大きな理由で教員を続けている。
長い目で、長期的なことを考えず、
一時的にでも無くしてしまうことのリスク。
そこまで考えて、やめる、なくす、
の判断をしたいものです。
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