久々に青春して感じたこと

やは、おはやう♪
最近は春休み期間だから、飛行機代が高騰しているね。
LCCなんて通常時の倍以上のお値段さorz。

だから久々に青春することにしたよ。
（青春とは【青春18切符】というJRの乗車券のことを指す。）

この切符は1日約2400円で、全国のJR線の鈍行や快速（要は追加料金が不要の列車）に乗り放題というもの。

例えば東京→大阪は正規料金だと運賃だけで9000円近いのだけど、青春すれば10時間程度かかるけど2400円で済みます。

※ちなみに通学需要がない長期休みの際にのみ発売されるため、一応名前に青春とついていますが、年齢制限はありません。

今回の行程

今回私は出張費浮かせるためにこの切符を使ったので、とにかく遠くまで行くことを意識しました。

初日は肥前古賀駅（長崎市内の無人駅）を始発列車で出発し、
諫早→肥前山口→鳥栖→小倉→下関→岩国→五日市→糸崎→倉敷
と移動。
書いているだけで疲れてしまう（笑）

しかもそこで終わらず、倉敷から名古屋まで夜行バス（3列シートで6000円）でワープ。
翌日は名古屋から横浜に向かい、所要を済ませました。

夜行バスは後ろに人がいない席を狙ったので、リクライニングをフルに倒して休めたのですが、それでも青春と夜行バスのコンボは流石に堪えますね。
翌日が仕事なら絶対にやりません。

関東で仕事やイベントなど色々こなしてから、青春3日めは
籠原→前橋→小山→宇都宮→黒磯→新白河→郡山→福島と移動。

群馬で弟のレストランに久々に行って色々話してきたのですが、いい感じに運気が上がってきたようで安心しました。

その後翌日に福島で大仕事があったので、福島に前泊しています。

4日目は大仕事を終えたあと、福島から郡山→新白河→黒磯→宇都宮→浦和→戸塚→横須賀と移動。
横須賀からおなじみのフェリーで北九州まで戻ります。

その時の写真がこちらですね。

なおフェリーがかなり揺れて体力が落ちていたので、九州に着いた途端さっさと帰りたい欲求が爆発し、5回めの青春は使わず新幹線に浮気しました。

九州内はネット早特を使えば、青春とそこまで価格差がないのです。

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青春のメリット＆デメリット

メリットはとにかく価格の安さでしょう。

また、普段は割引きっぷがないローカル線沿線を訪れる際にも有効活用できます。乗り放題なので方角を気にせず乗れますしね。

逆にデメリットとしては、5回分1セットなので使い切る予定がないと少々面倒です。
（金券屋やヤフオク等を使う事になりがち）

また地方に行けば行くほど、特急列車ばかり走っていて鈍行は数時間に一本…なんて事もザラです。
タイパを考えると割に合わない区間もあります。

鉄道にこだわらず、高速バスや船、時にはLCCなども絡めるとコスパの良い旅程が組めると思います。

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それって本当に快適？

そんな長距離利用前提の切符なので、皆考えることは同じ。
「いかに疲労を軽減しつつ遠くまで向かうか」に意識を全集中します。

その際に狙われるのは「2人がけの新快速みたいなシート（↓）の車両」

そして特急にも使われる「リクライニングシート（↓）の車両」です。

実際座ってみるとわかりますが、通勤車両と比べると快適性は段違いです。

特に静岡県内より東は新快速みたいなシートの車両が激減するので、必然的に同じ時刻の列車に18キッパーが殺到します。
（現に私も当初その列車を狙ってプランを立てました。）

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でも、そういう列車って混雑率が凄く高いです。
18キッパーだけでなく、一般の地元利用客も狙って乗りますし。

果たして相席ギュウギュウ詰めで、そこまでして特急車両に乗って快適なのか？？

そこで今回は、18キッパー率が高そうな列車の一本前の列車をあえて狙いました。

確かに通勤電車みたいな長椅子で長時間乗るには一見不向きですが…「空いている・空気がこもってない・足を思いっきり伸ばせる」という理由で予想以上に快適です。
デメリットは窓枠（テーブル）を使えない事くらいかな。

個人的には特急車両であるかよりも空いているかのほうが重要な指標なのだなと思いましたね。

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瞑想に最適

この青春旅って、旅費の節約という観点からだと一見無駄に思えるんですよ。
【安いけど移動に時間がかかる＝目的地に行くまでに余分な食費と宿泊費がかかる】ということですから。

それなら（行程にもよりますが）夜中に移動できる夜行バスやフェリーのほうが、全然便利かつ快適です。

それでもなぜあえて青春を選択するのか。

これは私だけかもしれないのですが、鈍行列車に乗っていると不思議と気分がリラックスしてくるのです。（空いている前提ですが）

鈍行列車の眠くなる独特のリズムが心地よくて、自然とシータ波っぽい脳波になるのか、いいアイディアが浮かびやすいのです。

それに電車に乗っている間はスマホを見るか、本を読むか、寝るくらいしかできない。
その不自由さが逆にありがたいというか、忙しくなくてよいのです。

普段はその環境を求める時はもっぱらフェリー旅ですが、青春の時期にはなぜかつい青春してしまう。
青春には言語化できない不思議な魅力があるみたいです。

だからといって誰かにおすすめするかといったら…たぶんしないのですが（笑）

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