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ウォーキング時の足のつき方

ウォーキング療法士の教室は医療系国家資格である理学療法士、作業療法士がお伝えしています。そのため、健康不安を抱えている方、膝や股関節に痛みを感じている方が多く参加されます。
では、その方々の期待に応えるためにはどの様な歩き方をお伝えする必要があるのでしょうか?
本日は変形性膝関節症に対しての歩き方のポイントを整理していきます。


ポイントは足のつき方!?

今回紹介する
半月板の動き方から変形性膝関節症者の歩行中に生じる力学病態を読み解く!歩く癖で生じる内側半月板が逸脱する力を個別に解明~ 膝関節症者のオーダーメイド治療、効率的な予防に向けて ~
では

健常者の半月板の動き方と比較し、変形性膝関節症者で3パターンに分けることができました(図3)。また足底の地面接地や踏み込み時に発生する膝の内側に生じる力(図a, b)、膝を曲げる力(図c)が、変形性膝関節症者の半月板逸脱と関連し、歩行中に半月板の逸脱を増悪させていることを突き止めました(図3)。さらに半月板の後方付着部損傷は逸脱の引き金になることが知られており、その発生率を調査すると、健常者の動きと異なる変形性膝関節症者で高いことが確認されました

この報告から考えられることは、臨床でよくみられている
・ニーイントゥーアウト
・ニーアウトトゥーイン

これを抑制することがポイントと考えれます。

どう歩くのか?

ウォーキング療法士では、この様な場合、
『歩く際に膝とつま先が同じ方向を向く様に』
とご指導します。
つまり上図では正常となります。
そのワンポイントアドバイスだけでも多くの方が膝の痛みが軽減します。

まとめ

ウォーキング療法士は理学療法士、作業療法士だからこそ可能な根拠のあるウォーキングをお伝えしています。
そのため、効果的な歩き方の指導が可能です。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/



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