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選手とコーチの時間の感覚の差

子供のころは1日がとても長く感じたものです。
小学生のころは、2時間目と3時間目の間の20分の休み時間であっても、グラウンドに出て十分満足できるほどに遊ぶことができました。

夏休みの1ヶ月は永遠に続くのではないかと思うほどに長く思えました。ラジオ体操のために早起きしていたことも1日が長く感じられた要因かもしれません。

年をとるにつれ1日はあっという間に過ぎていき、この間、明けましておめでとうございます。と言っていたと思っていたのに、もうすぐ5月です。

ほとんどの場合、コーチは選手よりも年上です。
そうすると、時間の感覚はコーチの方が早く感じています。

高校3年生のインターハイであれば、入学してから2年4ヶ月後になります。
コーチは2年4ヶ月先を見据えてメニューを出し、トレーニングを重ねていくことができます。

しかし、高校生は同じ2年4ヶ月でもコーチよりは長く感じています。
2年4ヶ月では目標が遠すぎて先が見えない、遠い目標に感じてしまいます。
よほど強い目標意識がないと、途中で息切れしてしまうかもしれません。

このあたりのことを理解した上で、選手に短い単位で目標設定させたりモチベーションが維持できるように導くのもコーチの役目であると考えます。

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