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慢性腰痛には腹式呼吸

筋肉は鍛えることで大きくなります。
逆に言うと、使わない部位の筋力は低下します。

重いものを持つと腰が痛むのなら、重いものを持たないようにする。
どうしても持たなければならない場合、コルセットで腰の負担が小さくなるようにする。

腰を反らせると痛むならば、腰が反るような動きはしなくなる。

腰痛持ちの人は、必ず筋力低下があります

腰痛持ちの人は、長年にわたって腰をかばっているので、本来はできる動きも筋力不足でできなかったりします。

それでもそのできない動きが必要であるならば、脳みそは似たような働きをする別の筋肉を使ったり、その筋肉を「コリ」として固くして対応しようとします。

整体で腰のコリを取ってもらっても、数日するとまた固くなってしまうのは、根底に筋力低下があるためです。
この場合、本来使うべき筋肉の筋力を回復させるとコリは無くなっていきます。

慢性腰痛患者の多くができない動き、その代表は腹式呼吸です。
腹式呼吸ができないために胸式呼吸で代償しています。

筋トレとして呼吸をおこなうとそれだけで、長年悩んできた腰痛が改善されます。

やり方は簡単です。
仰向けになって、口を細くして1m先に息を吹きかけるような強さで息を吐くだけです。下腹に力が入る感じがすると思います。

腰痛持ちの人は、強く息を吐けないかもしれません。
時間も3秒くらいしか吐けないかもしれません。

試しに3分ほどおこなってみてから立ち上がって、やる前とやったあとの体の小さな変化を感じてみてください。

  • 腰が安定する感じがするかも・・・

  • 足が温かい感じがする・・・

  • 背中が楽になった気がする・・・

  • 呼吸が深くなったかも・・・

  • 肩こりが少しだけ良いかも・・・

  • なんかリラックスしてきた気がするかも・・・

そんな小さな小さな良い変化をもし感じることができたとしたら、これを習慣にして継続してください。

3分やっただけで変化があるのだったら、続ければ体は変わっていくはずです。

息を吐くための筋力がついてくるには時間がかかります。
もし効果を感じたとしたら、あとはやるかやらないかだけです。



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