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(6日目 Rubber Soul)真っ白な気持ちでビートルズのアルバムを1日1枚づつ聴いた感想

1日1枚ビートルズのアルバムだけを聞き続けるトライアル。
5日目!中盤戦
「ラバー・ソウル」(1965年12月3日)来ました!

A面聴き始めですぐ分かります。
「今までと音が違う!」

ざっくりした印象は「ネットリ、コッテリ気味」
これが友人なら「お前なんかあった?」と聞きたくなる変化。
九州じゃんがらラーメンなら「じゃんがら→こぼんしゃん」というぐらいの転機を感じます。
当時のファンは「別のバンド!こんなの嫌だ」と戸惑ったそうですが、順番に聞いてくると、「そこまでは変わっていない」「ほのめかしはあったよね」と感じます。世界中のファンが求める「HAPPY・GO・LUCKY」なコンセプトからは、もう移動してしまってます。少年期の終わりです。

この『超有名バンドのオリジナル・アルバムをデビューから順番に聴くルール』改めてビートルズにしてよかったと思うのが、オリジナルアルバムの数が少なく、その時のバンドの気分やコンセプトが1枚づつ真面目に現れていいます。
比べて、同時期のビーチボーイズは1965年に3枚もアルバム制作。
「ラバー・ソウル」と同じ1965年の冬のタイミングでは、スタジオライブでノリノリ「ビーチ・ボーイズ・パーティ」出してます。ビートルズのカバーを楽しく演奏しています。
この2バンドは、レコード会社の姿勢が全く違う!

前回「HELP!」が大好きだ!と言いましたが、この何十年も議論されてきたビートルズで一番好きなアルバム論で「ウィズとかセールとかヤァとかヘルプ!」とか言ってると甘いと言われたそうです。と言って「ホワイトアルバムだね」というのは敷居が高く、「ラバー・ソウル」というのが一番落ち着きが良かったそうです。

無理すんなよと思いますが。

「ラバー・ソウル」のジャケ写はメンバー4Sものです。「HELP!」に比べるともう虚無感漂ってます。タイトルロゴもサイケ調で「僕たちそっち方面行きますよ」というサインを感じます。

個人的な印象でビートルズの『人物系オリジナルジャケ写』を『明るい→暗い』順に並べると

「プリーズ・プリーズ・ミー」
「ヘルプ!」
「A Hard DaysNight」
「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」
「ビートルズ・フォー・セール」
「ラバーソウル」
「ウィズ・ビートルズ」
「Let It Be」
「アビイ・ロード」
「リボルバー」

明暗集合


発売順とは違いますが「リボルバー」は暗い明るいというより陰鬱な印象です。

とここまで来て長くなったので、次回で「ラバー・ソウル」収録曲の印象を書かせていただきます。

(つづく)


毎回ですが次作宣伝リンク貼らせていただきます。気楽に読めますので、ぜひ一度DLして見て下さい。ご感想いただけると泣きます。


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